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ミュージック・バトンが回ってきました……(-。-) ボソッ
- 2005/06/18(Sat) -
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いつもコメントを寄せていただくhello nicoさんから、ミュージカル・バトンなるものへの回答のご指名をうけました。というわけで……(-。-) ボソッ

● Total volume of music files on my computer :(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
→ 515MB(殆どの音源は外部HDDに入っているもので・・・汗)
● Song playing right now : (今聞いている曲)
→ コムズの独奏曲・タイトル不明(Kyrgiztan.Radioを聴いていたもので・・・汗)。
● The last CD I bought : (最後に買ったCD)
→ 桂雀三郎withまんぷくブラザース 「ヨーデル食べ放題」「サルサ・デ・ベツバーラ」
(注文して未着なのは多いのですが・・・汗)
● Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me :(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
<探している&欲しい編>
1. Jesus Couldn’t Drum 「Apple Pie For Tea」
2. Two People 「Rescue Me」
3. Fire Next time 「Replicant Warrior」
4. Lulu Kiss Me Dead 「Speak To Me」
5. A Primary Industry 「Ultramarine」

<正統編>
1. Fleetwood Mac 「Seven Wonders」
2. Lilac Time 「The Loundry」
3. XTC 「Wait Till Your Boat Goes Down」
4. The Cure 「One More Time」
5. Joy Division 「Atmosphere」

<女性Vo編>
1. The Mekons 「When Darkness Falls」
2. Anna Domino 「Land Of Freedom」
3. Suzanne Vega 「Tom’s Diner」
4. 中森明菜 「ミ・アモーレ」
5. 小川未潮 「おかしな午後」

<???編>
1. Aztec Camera 「Jump」
2. 23Skidoo 「Language」
3. 3Mustaphas3 「Kopanista」
4. Amon Duul Ⅱ「Phallus Dei」
5. Lost Gringos 「Nippon Samba」

<カラオケで歌う編(笑)>
1. 中島みゆき 「歌姫」
2. イルカ 「いつか冷たい雨が」
3. 児島未散 「ジプシー」
4. EW&F 「Let's Groove」
5. 小泉今日子「夜明けのMew」

<何はともあれお気に入り編(爆)>
1. The Buggles 「ラジオスターの悲劇」
2. Dreams Come True 「決戦は金曜日」
3. Zelda 「開発地区はいつも夕暮れ」
4. Mike Oldfield 「Monnlight Shadow」
5. Kate Bush 「嵐が丘」


● Five people to whom I'm passing the baton :(バトンを回す5人)
→ 片桐真央という人はこういった質問に答えるのが楽しいのですが、他の皆様はどうなんでしょうかね??無理強いするのもあれなので、とりあえず自分のところで止めておきます(謝X20)

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不条理音盤委員会 115 桂雀三郎withまんぷくブラザース
- 2005/06/11(Sat) -
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先日hello nicoさんのところで紹介されていた、桂雀三郎withまんぷくブラザースの「ヨーデル食べ放題」。試聴した音源がうちの子供たちに非常にウケて、数日の間、家の中で「ヨーロレリホ~」の嵐が吹き荒れ、まるでスイスの別荘にでも行ったような気分になっていたのですが、更に追い打ちをかける如く、近所のスーパーの精肉コーナーでこの曲が延々とリピートされている現場に遭遇。ついにはチロリアン・エンジェルがコサックダンスを踊りはじめるという世紀末の様相を呈したので、ついにはHMVにてこのシングルCDを購入することになったのです(笑)。
元々は関西の落語界の重鎮だった桂枝雀氏の二番弟子という雀三郎氏が・リピート山中・エルエール田中・リストーラ久留島という面々を引き連れて、96年にこの曲で歌手としてもデビュー。以来落語とミニライブという二足のわらじを履く芸人さんとして活躍中らしいです。いかにもというチロル風のメロディーに合わせて歌われる焼肉店ネタには思わずニンマリ。ラジオ番組で紹介されて以来、実は10万枚以上というヒットを記録しているそうです。コミカル・ソングの範疇に入るものなのでしょうが、音楽的なバック・グラウンドがしっかりしているので結構聴ける曲になっているのがまた見事です。同時に購入した彼らの「サルサ・ベツバーラ」もまた抱腹絶倒の内容でした。

試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=171343
桂雀三郎氏のHPはこちらから
http://www5b.biglobe.ne.jp/~jax/

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プログレ家系図製作PJ」がついに目標の1000名を達成!!
- 2005/06/02(Thu) -
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いつもお世話になっているfrancofrehleyさんのBlogで開催されていた「プログレ家系図製作PJ」が1000人を達成いたしました。本当におめでとうございます。

クラシック関連の人をのぞけば、とにかくあらゆるジャンルのミュージシャンがこの企画で登場しました。自分も調子に乗ってピンクレディーの2人をエントリーしてみたり、自分のヒントでfrancofrehleyさんがSMAPのメンバーをつなげたりと、出てくるつながりは時にはびっくり箱的なものもあり、自分はかなり楽しませていただきました。また、参加されている方の趣味も加わり、また守備範囲が微妙に異なったり、ジャズ方面やハードロック方面では不案内なので、つい傍観してしまったこともありました(滝汗)。それでも、初めて名前を耳にするミュージシャン、有名な人同士が意外なところで同じ作品にクレジットされていたり、意外なところに大物が参加していたりと発見と驚きが多かったのも確かです。手持ちのアルバムや知識では足りず、検索でつながりを確認したことも少なくありません。またエントリーされたミュージシャンのアルバムをあらためて聴きなおしたり、レンタルやDLして音を聴いてみたりと、音楽的にも有意義だったと思っています。

あらためて、こういった楽しい場を提供されたfrancofrehleyさんと、この「プログレ家系図製作PJ」に参加された皆様に感謝の意を示して、お祝いの言葉とさせていただきます。
まことにおめでとうございます、そしてありがとうございました。
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不条理音盤委員会 94 CineRomanista
- 2005/05/18(Wed) -
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最近結構気に入っているのがこのCine Romantistaの自主制作のミニ・アルバムです。このユニットに関しては詳しいインフォメーションがないので、彼らのHPから転載させていただくと、「現地仕込みのフラメンコ・ギタリスタ、トシ&ヒロ池川兄弟と、ブラジル・アラブ・ インド・アイルランドなど各地の打楽器を奏でるミウラ1号、フルートを中心にさまざまな笛で独特の世界感を歌うソウマヒカリ(pica*)が、2004年末に結成したユニット。世界各地の音楽が流れ込む日本で、ワールドミュージックへの想いを表現する。」とあります。フラメンコというのものをちゃんと聴いているわけでもなく、また5曲入りのミニ・アルバムだけでこのユニットの全体像を判断するわけでもないのですが、このアルバムからは音を通じての自己表現に関しての自信と意思のようなものが伝わってくると思います。他のフラメンコのアーティストとは簡単に比較は出来ないのですが、確固としたテクニックに裏打ちされたギターとフルートは決して技巧に走らず、涼しげな音を奏でています。エキゾチックやワールド・ミュージックというジャンルに分類してしまうのは簡単なのですが、このユニットが単純にそれを標榜しているわけではないのは、「さくら、さくら」という日本古謡を原曲に忠実に演奏しているいることからも明らかなのですが、そこに加えられたCine Romantistaのアイデンティティともいうべきエキゾチックな雰囲気を醸成する上でミウラ1号氏の叩くダルブッカ、タブラといったパーカッションが重要なアクセントとなっています。それぞれの担当する楽器が控えめに相手を思いやりながら一つのアンサンブルを作り上げていく ~ そうした異種混合のなかから生み出される不思議な浮遊感漂うオリジナリティを強く感じる一枚です。
ライブを見てみたいと久しぶりに思ったユニットです。

試聴音源は彼らのHPから可能です。
http://www.miura1.net/cr/
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不条理音盤委員会 69 SALSA CELTICA
- 2005/04/14(Thu) -
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以前thmonkさんの「国民保険カンタベリー出張所」の記事中で試聴音源先としてリンクされていたStern's Musicから見つけたアルバムがSALSA CELTICAの「EL AGUA DE LA VIDA」です。バンド・タイトルが示すようにケルト系音楽~特にスコットランドのトラッドをラテン音楽にアレンジしたという何とも愉快な一枚です。フィドル、スコティッシュ・パイプのメロディーがサルサやクンビア、ルンバのリズムで奏でられるというミクスチャー加減に個人的には思わずニンマリ。ジャケット写真や演奏の状況からプロというよりは、アマチュアの同好会的なノリではないかという素人ぽさがプンプンの1枚です。最後の曲「Auld Lang Syne」は「蛍の光」なのですが、最初はフィドルでメロが奏でられているのですが、途中からパーカッションがクンビアのリズムを刻みだすという珍品。勿論購入しました。
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不条理音盤委員会 66 たまにはFusionを・・・
- 2005/04/14(Thu) -
晴れて気分のよい時は、フュージョン系のCDを聴きながら仕事に向かうことが多いのです。疾走するドライブ感にのせられるかのように、思ったよりも仕事がはかどったりしますね(笑)。

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カシオペアの「Mint Jams」は長いキャリアを誇る彼らの作品の中でも、個人的には最高傑作だと思っています。野呂一生、向谷実、桜井哲夫、神保彰という4人が揃っていた黄金期のライブ音源をスタジオでリミックスしたというこのアルバムは、全編ドライブ感満点のリズム・セクションに歌心あふれるギターとキーボードがメロを奏でるというものなのですが、緊張感が支配する中で、それぞれの楽器が繰り広げるスリリングな演奏はとてもライブとは思えないほどクオリティが高いものになっています。ファンキーな中にもミニマリズムの香りがする「ASAYAKE」と文字通り、ベースとドラムが「ドミノ倒し」しているような「DOMINO LINE」には背中がゾクゾクしてしまいます。

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松岡直也さんもキャリアの長い方で、個人的にはかなりの数のアルバムを所有しているのですが、その中でも結構聴くのがこの「A Farewell To The Seashore~午後の水平線」です。どの作品でもラテン・フレーバーあふれる演奏を繰り広げてくれる松岡氏とそのグループなのですが、このアルバムの最大の特徴は爽やかな音の中に込められたロマンティシズムというものでしょうか?表題の「午後の水平線」「The Last Summer Day」で聴かれるピアノとストリングの組み合わせ、あるいは「Free Voyage」での柔らかな音のシンセの使い方は一種独特の雰囲気を醸し出してくれると思います。というか、このアルバムが実は海辺での一日を描写したコンセプト・アルバムのような気がするのです。男女の出会いから結局は別れてしまう・・・そんな気がするアルバムです。

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高中正義という方もこれまたキャリアの長い方で(笑)、自分はミカ・バンドの頃から変な音を出すギタリストだな、と思っていたのでした(汗)。何といってもあれだけセンチメンタルなフレーズを弾いていても泣かないピッキングというのも出来るものではないでしょう。夏男とかトロピカルなイメージが強い高中氏なのですが、実際音を聴く限りでは彼はそういった一般的なイメージを利用しながらも、クールに振舞っているのでは?という印象さえ感じます。この2枚組みのベスト盤の嬉しいところは所属していたレコード会社の枠を越えて代表曲が集められているところで、「MAMBO No.5(DISCO DANGO)」「Ready to Fly」「Rainbow」といったポップ感あふれる曲や「渚・モデラート」といったロマンチックな面の両方が楽しめるお得な内容となっています。しかし、どういうわけか「Seychells」が入っていないのが惜しまれる点ですが……(-。-) ボソッ。テクニック的にも優れていて歌心満載のアルバムなのですが、前述したようにどこか悟ったような感じになるのは気のせいでしょうか??

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今田勝さんという方もキャリアの長い方で(をいをい・・)、彼の弾くフレーズこそがいわゆるクロス・オーバーやFusionと呼ばれるジャンルにぴったりではないかと思わせるような、ピアノによる甘くロマンティックなメロディーを紡ぎ続けています。前の3枚が躍動的なのに較べて今田氏が生み出すメロディーは叙情的で哀愁さえ漂うもので、繊細なタッチと控えめなアレンジが全体を支配する大人のための音楽といった印象が強いです。このベスト盤「Tropiacal Sunset」ではゲストを迎えたセッション風の曲も収録されているのですが、どの曲でも決して自らが前面に出るわけでもなく、サックスやベース、ドラムの音と戯れるようにピアノの音を絡ませながら、物静かな雰囲気をラテン風味をまぶしたジャズっぽい音で醸し出してくれます。ジャケットの明るさとはちょっと異なった湿気のようなものすら感じてしまうのです。

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近日ようやくCD化されることが決定した向井滋春氏の「Pleasure」。前述の松岡直也氏がピアノを弾き、Steve Gaddがドラムを叩くという豪華な面子をバックに、向井氏のトロンボーンが炸裂するソリッドかつファンキーな一枚です。アナログLPは擦り切れるほど聴いたので早速CDを予約しました。ラテン・ジャズのグルーブを最大限に活かしながら、豊かな音色を聴かせる向井氏のトロンボーンには痺れるばかりです。細かなパッセージ一つをとっても、彼の情熱的なニュアンスが込められていて,、聴いていると自然に体が動き出してしまうというのは実に困り者。スリリングという面では「名盤」と世間で言われている「KYLYN」よりはこちらの方が上だと個人的には思っている未熟者の片桐真央でありました……(-。-) ボソッ
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不条理音盤委員会 65 続・個人的ちくちく系
- 2005/04/09(Sat) -
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英国グラスゴー出身ながらTEXASと名乗って、いかにもアメリカ南部風のブルースっぽい音やスライド・ギターを利かせたオルタナ・カントリー風味の渋めの曲が満載だった彼らのデビュー・アルバムは自分の愛聴盤の一つです。しかし作品を重ねるごとに、彼らはそういった初期の路線から、徐々にモータウン・ソウル風の音作りやDJやラップを取り入れた雑食性の濃いポップな方向へとその音楽性は変貌を遂げてきました。6作目にあたるこの「Careful What You Wish For」に至ってはヒップ・ホップ・レゲエやパンキッシュなギターも導入して、往年の80年代UK・New Waveを再現したようなアルバムに仕立て上げました。このバンドの最大の魅力はヴォーカルのSharleen Spiteriにあるわけですが、ここではチープなシンセやペナペナのギターをバックに、まるでBlondieを思わず連想してしまうような舌足らずのキュートな歌声を全編で飛び跳ねてさせています。ゴージャスでありながらも、実はイミテーションというポップ絵巻は、さすがにヒット請負業のTrevor Horneがプロデュースに関わっているだけあります(笑)。
http://www.mp3.com/albums/608388/summary.html

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Creation Rebelの「Starship Africa」はダブの名盤でしょう。流れてくる音のどれもがArdian Sherwoodの手によって加工されていています。通常の有機的な音源は解体され、骨格だけを残したまま過剰なエコーやリバーブを付されて無機質に転化された後 音塊となってスピーカーの左右を飛び交っては放出されて鳴り響くだけという、考えてみればかなり異様なアルバムです。本来演奏している面々はこのダブ・ミックスに対してどういった感想を持っているのか知りたいところです(笑)。まさにArdian Sherwoodの独壇場というべき作品で、リズムがレゲエという点をのぞけば、初期のジャーマン・クラウト・ロックにも似たサイケデリックなダブ・コラージュは、秩序でもあり無秩序でもあるという二律背反の性格を有しています。その混沌と調和の中に快感が存在するというこのアルバムはSherwoodの偏執狂的なダブ・サウンドの最初の一歩であり、ここで試みられた手法が、今に至るテクノ系~クラブ系といった電子音響のスタートにもなっているのです。
http://www.mp3.com/albums/27779/summary.html

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Fad Gadgetの「GAG」というアルバムはまさにチクチクとしたギターと電子音が交錯した作品です。Frank Toveyという人はアルバム毎に8ビートと他のジャンルを融合させたひねくれポップを披露してくれるのですが、このアルバムではインダストリアル系のサウンドを導入しています。無論Muteレーベルだけあって一筋縄ではいかないのは当然です。このアルバムでのささくれ立ったギターはBirthday PartyのRowland S. Howardですし、 Daniel Miller自らがホワイト・ノイズに近いシンセ音を炸裂させています。元々プロジェクト性が強いというか、Fad Gadget=Frank Toveyのようなものでしたので、この後にソロ活動に進んだ彼の音楽性が大きく変わることはなく、E.Neubautenのライブに参加したり、電子音楽+カントリーのアルバムといった試みの曲を数多く発表したりと、通好みの活動を続けていましたが、近年死去してしまいました(涙)。彼のシアトリカルで野太いヴォーカル・スタイルが好き嫌いの分かれる点なのですが、個人的には闇の中から響いてくるような彼の声に一抹の明るさを感じてしまうのです。
http://www.mp3.com/albums/5743/summary.html

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現在はテクノ~クラブ系のユニットとしてのCabaret Voltaireが前衛の精神を持っていたj頃の作品は今でも時々聴きたくなります。「Red Mecca」は単純にポスト・インダストリアルの範疇には収まりきれない何かが存在すると思います。極端に歪んだギター音とドタバタとしたドラム、ホワイト・ノイズに様々な具体音や民族音楽の断片がコラージュされた実験的なバックに告発でも批判でもないヴォイスが淡々とかぶって行く有様は、どこか突き放したような、それでいて何かを提示してくれているようなそんな錯覚に陥ります。8曲目のタイトルにあるように世界へ向けて発信する悪意のウィルスのような作品だと思います。こういった音は実は9・11後の世界のサウンドトラックというのは極端でしょうか???
http://www.mp3.com/albums/2584/summary.html

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不条理音盤委員会 64 個人的ちくちく系
- 2005/04/07(Thu) -
最近、自分の本業の守備範囲外の業務でちょっと多忙な片桐でございます(笑)。
先日thmonkさんの「国民保険カンタベリー出張所」の記事で「ちくちく系」なる言葉を見かけました。氏の定義によれば「耳にちくちく、 心にちくちくという感じの刺激のある」「頭の奥に鍼をうってもらったようなマッサージ効果がある」音ということです。
・・・というわけで、ここ数日の業務の合間に流れている音楽を勝手に「個人的ちくちく系」と称することにしました。Kate Bushの新作はまだのようですね(涙)。

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まずはレバノン出身でアラブ歌謡界の女王Fairuzの最新作「Lady and the Legend」です。最新版のジャケットはまるで亡霊のようなポートレイトで、ちょっとひきますね(笑)。掲載した写真はデビュー直後の録音を集めたCDから(謝X20)。
独特の声の美しさと歌唱力でアラブ世界のみならず、世界的にもファンが多い彼女なのですが、今回のアルバムでも微妙な揺らぎの節回しと、ゴージャスな演奏とがちくちくと自分の脳を刺激してくれます。アラブ歌謡というジャンル自体かなりクセがあり、それを更に濃縮したようなFairuzの歌い方は敬遠される方も多いと思いますが、はまると結構病みつきになると思います。

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以前、「万国音楽博覧会」主催のオラシオさんから教えていただいたMilcho Leviev&Dave Hollandの「Up And Down」。ピアノとベースの有機的な絡み合い・・・何気なく弾いているようで実は凄まじいテクニックの応酬。とてもライブとは思えないような完成度の高さ・・・ジャズに不案内の自分でさえこのアルバムの質の高さは十分理解できます。お互いに疾走しながらしっかりと相手を見据えた演奏と、的確にキープされたタイム感覚が生み出す一種浮遊感にも似た陶酔感を聴くものに与えてくれると思います。まさに名盤でしょう。
オラシオさんによるこのアルバムの詳細なレビューはこちらから
http://joszynoriszyrao.ameblo.jp/entry-b624f855aeab83eef04723c7dc7d020f.html


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以前thmonkさんの「国民保険カンタベリー出張所」で紹介されていたAna Torrojaの「Fragil」も最近到着したので気に入って聴いています。美人でハスキーな声に弱い自分なのでありますが、ちょっと翳りのあるサウンドにアンニュイさえ感じるヴォーカルの組み合わせは至福の一枚と言えましょう。もう、この声で「How I wish you were here」と囁かれた日には・・・(謎)。
http://www.los40.com/artistas/disco.html?alb_id=41267&grp_id=6621

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朝の通勤時の車内で流しているのが、TEST DEPARTMENTの「Unacceptable Face of Freedom」です。これはいわゆるポスト・インダストリアル系のユニットで、メタル・パーカッションの乱打とアジテーションが交錯しながら、歪んだダンスビートにのっているという壮烈な一枚。特に冒頭の「Fuck Head」はバグ・パイプまで導入しながら英国政府や一般権力に対しての批判を打ち出しています。寝ぼけた頭にズガンと一撃を与えてくれる作品です。
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不条理音盤委員会 63 Lounge music
- 2005/04/03(Sun) -
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知人の開店祝いに何か贈ろうとちょっと悩みました。店のコンセプトがエスニック風の料理をメインにした、ちょっとお洒落なラウンジを意識しているということでドイツ・アマゾンで発見したこの2枚組「Erotic Lounge (Deluxe Edition)」を贈ることにしました。オーナーの知人もそれなりに音楽にはうるさいので、生半可なCDよりはBGMに徹した方がいいのかな~~?と思案した結果です(笑)。ランチ・タイムにでも流してくれると幸いだと言って手渡したのですが、かなり気に入ってもらえて先日顔を出した際も流れていました。ジャケットがちょっとエロっぽいのはご愛嬌というか、タイトルが「エロティック」なのでご容赦の程を・・・。
個人的にはクラブ系音楽といったジャンルでも、Trance系は聴くのですが、Hip-Hop系やAcid-Jazz、House方面はちょっと苦手だったのですが、このコンピはメインがラウンジというだけあってかなりソフィスティケイトされた印象があります。個々のミュージシャンに関しては詳細は知らないのですが、ボサノバ風あり、ラップ風あり、テクノ~打ち込み系ありとバラエティに富んでいます。気楽に楽しめて得した気分になれる一枚です。

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こちらは同じ「Erotic Lounge」の別シリーズ、やはり2枚組。
それにしても、一時期流行したラウンジ・ミュージック。モンドと並行してお洒落な感覚の雰囲気を楽しみたい人にとっては最適なのでしょうが、実際に制作した立場から見るとどうなんでしょうかね(笑)。単に聞き流されるためだけに存在するCDというのもちょっと微妙な気もしますね。
消費としての文化・・・そんな立場で物を語れば、音楽というものはすべからくその範疇に入ってしまうわけで、売れる/売れないという視点で見れば売れる音楽こそ消費世界では絶対の存在なんですけどね……(-。-) ボソッ
・・・と、一瞬だけ小難しいふりをしたのですが、さすがに性が合わないのでここまで(笑)。
・・・それにしてもアマゾン・ドイツで「Erotic Lounge (Deluxe Edition)」をクリックするとエロっぽいジャケットのCDが次々と出てくるのにはちょっと笑ってしまいますね。
一応これらのCDの発売元はSMC(Sony)です(爆)。

スケベ心を持った方はこのアドレスから(試聴もできます・・笑)。
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B0000BADY8/028-2009255-9527755
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不条理音盤委員会 不条理音盤委員会 経過説明及び基本方針
- 2005/03/22(Tue) -
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いつも良質のアルバムを紹介しているBlog「万国音楽博覧会」を主催されているオラシオさんから次のような丁重なコメントを頂きました。「相互リンクをお願いするのは、ネチケットに反することだと友人に教えられました。そんな最低限なことも理解せずブログを作り、失礼なお願いをしてしまい、本当に穴に入りたい気分です。申し訳ございませんでした。」
・・・正直言って面食らってしまいました。そのようなことは全くに気にもとめていませんでしたので・・・当然そのようなコメントをいただいた今になっても何も気にしていませんし、逆にオラシオさんのように自分の知らない分野・アーティストを紹介している方からリンクの申し出を頂いたということは自分にとって嬉しい限りでありました。
・・・事の始まりはやはり上質な記事を毎回エントリーされているthmonkさんの「国民保険カンタベリー出張所」の1月16日のエントリー記事「Don EliisのTears of JoyというCDの3曲目、Bulgarian Bulgeという曲が、どうもAreaのLuglio, agosto, settembre (nero)のネタになった曲らしい。Area本によるとFaricelliが友人の家でこの曲を聴き、この曲の中のFrank ZappaそっくりのTrombone奏者のsoloを聴いて、inspirationが沸き、一気にあのフレーズを書き上げたといっている。この曲はまだ聴いたことはないのだが、そんなこともあり、Amazonで予約してしまった。来たら早速聴いてみようと思う。更に、どうもDon Ellisもこの曲はBulgariaの作曲家の曲を基にして書いたらしいという話もある。」という一文を片桐が読んだことです。自分はこのAreaの曲は知っていましたが、まさか元ネタがあったとは思いもせず、またthmonkさんがリンクされていた試聴音源が興味深かったので、同日にGoogleで検索したところヒットしたのがオラシオさんの「万国博覧会」2004年12月25日のエントリー記事「TEARS OF JOY/DON ELLIS」でした。片桐はthmonkさんの上述エントリーのコメント欄に「この「TEARS OF JOY」の録音メンバーの中にブルガリア出身のピアニストが参加していて、その彼がこの曲の原案を書いたそうです。このサイトから情報を得ました。」とコメントし、オラシオさんのエントリー記事のアドレスを貼りつけました。ネチケット違反という面から見れば、主催者たるオラシオさんに無断でこのような行為を行った自分が責められても仕方がないことだと思います。
その後オラシオさんのBlogを幾度か拝見させてもらいましたが、聴いたことのないアルバムやミュージシャンのためにコメントを投稿できずにおりましたが、2月1日にオラシオさんがthmonkさんの上述エントリー記事のコメント欄に「Mao.Kさんという方がドン・エリス演奏のブルガリアン・バルジについて情報を得たという、その元ネタサイト(オラシオ主催万国音楽博覧会)を開設しておりますオラシオと申します。せっかくのご縁ですので、よろしければ相互リンクはらせていただけないでしょうか?」というコメントを寄せられたのを契機に、自分はオラシオさんの1月31日の項に2月2日付で「thmonkさんの「国民健康保険カンタベリー出張所」に貴ブログのアドレスを張ったMao.Kと申します。たまたま検索していたらこちらのブログが目にとまりましたので情報提供という意味で紹介させていただいた次第です。無断で張り出したことに気を悪くさせたのであれば、謹んでお詫び申し上げます。改めて貴ブログを拝見させていただきましたが、聞いてみたくなるようなアルバムがいっぱいですね。勉強の意味も含めて貴ブログにリンク貼らせていただきたいのですがよろしいでしょうか?」というコメントを投稿しました。この自分のリンクの申し出とコメントに対して、オラシオさんから2月3日付で「気を悪くするなんて、とんでもありません。色んな人にこんなアルバムもあるんだな、と楽しんでもらいたいがために始めたブログなので・・・。情報元のURLをきちんとはって下さったのは、誠実な対応だと思いますよ。私はあまりクラシック詳しくないですが、時々うちのほうでも紹介していますし、相互リンクよろしくお願いいたします。」という寛大なコメントを頂き、互いのBlogをリンクすることになったわけです。

・・・言葉上はオラシオさんが「相互リンク」と言っておられるのですが、基本的には自分が先にオラシオさんの所にリンクを申し出て、それを快諾されたオラシオさんが今度は自分のBlogへリンクを貼って頂いたのですからオラシオさんに非は全くないというのが自分の見解です。逆に視るならば自分の方がオラシオさんに対して失礼なことをしていたとも言えます。

・・・この「不条理音盤委員会」は多くの方々にリンクさせてもらっていただき、またリンクしていただいております。その根本には好きなジャンルやアーティストこそ違えど、音楽を愛するものという共通理念があると思います。無論音楽に限らず、訪れた先のそれぞれの主催者がエントリーされている記事を読んで知らなかった世界に足を踏み入れるという楽しみがあるのではないかと個人的には思っています。公序良俗に抵触しないHP及びBlogであれば「相互リンク」は厭いませんのでどしどしお申し出ください。

・・・長々と書きましたが、以上をもって当Blogの「不条理音盤委員会」の管理人たるMao.Katagiriの見解とさせていただきます。

・・・というわけでリンクしていただいている皆様及びご訪問されている皆様、これからも「不条理音盤委員会」をどうぞよろしくお願いします。


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不条理音盤委員会 臨時増刊 字面で想像する音楽 ~ 架空レビュー
- 2005/03/16(Wed) -
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先日、ポーランドの作家スタニワスフ・レムの架空の書評を集めた「完全な真空」をエントリーしたのですが、いつもコメントを寄せてくださるオラシオさんから「ディスクレヴューとかを読んで、未聴の作品だったら言葉から想像してその作品の音を思い描きますよね。
その時頭に鳴っている音楽こそが、自分にとっての理想の音楽なんじゃないかと」という言葉をいただきました。同時に「字面から創造される音楽」という興味深い言葉もいただきました。

・・・というわけでレムの作品&オラシオさんの言葉に触発されて思いついたのが架空レビューというわけです。ある曲を他の人の演奏で聴いてみたい、こんな面子であの曲を演奏してもらいたい、という皆様の意見を募集しようかと……(-。-) ボソッ。
基本的にジャンルは問いませんし、茶々入れコメントも歓迎します。
例えば、Mike Oldfieldの「Moonlight Shadow」を後藤真希に歌わせてみたい・・しかもトランス・アレンジで(謎)という程度で結構です。思いきり独断と偏見と私観を交えてもらってOKですので、気が向いた方はどうぞ・・・・

とりあえず、自分は・・・・
「Moonlight Shadow」 by Jullianne Regan
→原曲のフォーク・ロック風を更にアイリッシュにアレンジ。原曲のギター・ソロに加えてユニゾンでDavy SpillaneのUllian Pipeも入ります。曲の終盤ではMike Oldfieldとゲスト参加のRichrd Thompsonのギター・バトルも・・・



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不条理音盤委員会 臨時増刊 Broad Casting Lisners(後編)
- 2005/02/13(Sun) -
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BCLの楽しみの一つとしてベリカードを集めるということがあげられます。
各放送局で趣向を凝らした美しいベリカードを発行していましたので、人気のあった局には受信報告書が殺到したらしいです。自分もベリカード欲しさにずいぶん受信報告書を書きました。国内民放局でもベリカードは発行していましたので、手始めに国内民放AM局の全局受信とベリカードの入手というのが大半のBCLのスタートだったと思います。結果的に言うと、自分は沖縄の極東放送以外の国内AM局は全て受信に成功しました。極東放送(KHR)は同じ周波数にウラジストックからの500kw局が居座っていて、この局はラジカセでも容易に受信可能なほど強力だったので、その影にすっかりカバーされていました。何度か試みましたが断片的に日本語らしき音声が聞き取れるものの、受信報告書を書くほどの内容は聞き取れませんでした。幾度か挑戦を試みているうちにAM局からFM沖縄へとフォーマットが変更されてしまいました(涙)。国内AM局でベリカードをもらっていないのは元々発行していなかった山陰放送(BSS)と、どうしても内容が確認できない高知放送(RKC)、熊本放送(RKK)、大分放送(OBS)の4局です。民放の場合一番良いのはローカル番組の受信なのですが、AMという周波数の特質上遠距離の局はどうしても夕方からの受信になります。そうなるとどうしても夏場はナイター、冬場もネット共通の番組だけが流れてしまいます。と、なると決め手は番組と番組の間に流れる天気予報や交通情報、あるいはローカルのCMが決め手となってきます。それを受信報告書に書くのです。もちろんナイターであれば、ローカル局の冠がついていますのでそれも書き添えます。しかし、前述の3局は確かに受信できていているのですが、他局の混信の中から断片的にローカルCMが聞き取れる程度だったので未だに受信報告書を書くに至っていません。(写真は大混信の中から何とか番組を確認して報告書を送った琉球放送のベリカード)。
海外の放送局の場合、日本向け日本語放送は簡単でしたが、それ以外の英語放送には苦労しました。さほど受信状況が良いというわけでもない中で番組の内容を書きとめ、稚拙な英語で綴った受信報告書に対して「ご意見は大変参考になりました」という手紙と共に返信が届いた際には思わず赤面してしまったものです。またボツになってしまった受信報告書も結構ありましたね(笑)。海外の放送局では概して社会主義圏の局はサービスが良好で、一通の受信報告書でベリカードと番組表以外にも絵葉書や写真集、カレンダーといった品が箱いっぱいに送られてきました。カレンダー欲しさに年末になると北京放送、R.Bulgaria、R.Berlin Internationalといった気前のいい局に報告書を送ったものです(笑)。

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BCLブームは1985年には終焉を迎えていたと思います。前述の「月刊短波」が突如廃刊したのは1983年でした。一挙に頂点に達した日本のBCLブームはその直後から急激なマニア路線に走ることになります。「月刊短波」をひもといてみると、通常の受信レポートとして報告されている局の大半が、最早RF-2800では受信不可能なレベルにまでなってきていました。ベトナムや中南米の地方局や中東~アフリカの反政府局といった放送を受信するためにはいわゆる通信型受信機+アンテナの工夫が必要となっていました。またこの頃からマイコンがブームになってきて、そちらの方に興味を移していったBCLも多かったと思います。自分もまたRF-2800の受信性能の限界には気づいていましたので、さらによりよい受信環境を求めて購入したのがアイコムICR-70でした。既にBCLのブームが過ぎ去り、以前から使用されていた遠距離受信を意味するDxingという言葉に最適なこの受信機で自分はますますこの世界に入り込んでいくことになります。(写真はICR-70)。

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この当時はもっぱらアフリカ局や中近東~東欧の国内向け放送を追っていました。バイトから帰るのが大抵10時過ぎだったので、まずは近隣の新疆人民広播電台のウイグル語番組で状況を探り、次第に夜が更けていくと、Azad Kashimir~Iran、Azerbaijan、Kazakh、Burgariaと西へ向ってダイアルを回し、深夜から早朝にかけてはCameroon、Gabon、Equatorial Guineaとアフリカ局をめぐって、最後にはKuwait、Yemenといった中近東局の終了する午前6時までとにかく受信機の前で一夜を過ごしたものです。言葉がわからなくても国内向け番組、しかも現地の夜の時間帯ということもあって音楽が中心のプログラムは結構楽しめた記憶があります。現在使用しているのが前述のICR-70とYAESU FRG-100の2台。職場にはSONYのICF-5900を持ち込んでいます。(写真はFRG-100)
ブームが過ぎ去って25年以上は確実に経過していますが、未だに自分はこのBCL~DXingという世界から抜け出せません。その理由もはっきりとはしませんが、雑音まみれの彼方から確かに届いてきているという電波を受信するのは面白いことであるのは確かです。受信報告書も国内民放のベリカード欲しさに未だに投函しています。このベリカードも度々デザインが変更されるのでそれを集めるのもまた楽しみです。現在どれだけの人がこの趣味を楽しんでいるかは定かではありませんが、インターネットを検索すると多くの方々がBCLを楽しんでいるのを知ることが出来ます。自分もそういったサイトを訪問しては懐かしさに浸ったり、最新の情報を交換したりしています。
吉田研究所さんが自分のコラムで仰っていましたが、確かに放送局の役割は変わってきていると思います。大半の放送局が自己のHPを持ち、そこでは流れているプログラムと同一の内容がwebラジオでリアルタイムで聴取できるわけですし、あえて苦労しなくても容易にラジオ・プログラムを楽しむは簡単なことだと思います。しかし、世界の至る所にネット網が発達しているというわけでもなく、例えばアフリカの密林の中や中央アジアの広大な砂漠に住んでいる人たちにとっては、ラジオ・プログラムというものが唯一の情報源でもあり、娯楽源でもあろうことは容易に想像できます。そういった地域に住む人がいる限り放送局はその業務を停止しないだろうと個人的には思います。

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BCL~DXingという趣味が生んだ副産物として、民俗音楽に興味を持ったというのが挙げられます。元々エキゾチックなサウンドはNHKの「世界の民族音楽」や北京放送、モスクワ放送の少数民族音楽の紹介番組で耳にしていたわけですが、更に海外放送局の国内向け番組を聞くことでそれに拍車がかかりました(笑)。Turkey、Iran、Kuwaitといった局は周波数さえ選べば一日中受信可能でしたので、とにかく中近東音楽にははまりました。無論アーティスト名や曲名など知る由もなく、ひたすら流れてくる音楽を聞くだけでしたが・・・・。今となってはネット上で各地の現地歌謡曲の検索すら可能となり、そういった音盤の購入も容易になりました。音楽雑誌でもそういったエスニックな音もどんどん紹介されていますし、もちろん個人のサイトでも目を引くような音盤の紹介は限りありません。(写真はICF-5900)

長々と書き綴ってきたのですが、やはりBCL~DXingはやめられそうにもありません。
奥州の片隅に住んでいながら、通勤時に毎日放送(MBS)の交通情報を聞きながら、名神高速道路の渋滞を知り、思わずニヤリとしてしまうそんな自分がいるのですから・・・・当分受信機とは離れられませんね(笑)。
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不条理音盤委員会 臨時増刊 Broad Casting Lisners(前編)
- 2005/02/10(Thu) -
いつも楽しい記事が満載の吉田研究所さんのBlog「吉田研究所のコラム」でBCLの話題が取り上げられていました。1970年代後半から85年前半にかけて海外の放送を聞くことが流行しました。自分もその波に乗って受信機を購入し、多くの放送を受信してはベリカードを集めたことが懐かしく思い出されます。
というわけで、今回はそんなBCLと自分の関わりを綴ってみます。

自分の家ではあまりテレビを見る習慣はなかったと記憶しています。朝目覚めると母は台所で地元のローカルAM局を聴きながら朝食の準備をしていましたし、父は仕事から帰るとラジオでナイターを聴いたり、NHKの演芸番組を聴いていたりしていました。母は当時は自宅で内職をしていたこともあって、ラジカセを2台持っていました。一つは台所用、一つは内職しながら2階の日当りの良い部屋で聴くためです。小学校高学年になると、そのうちの1台を夜だけ自分が使えるようになりました。すぐに深夜放送の味を覚えてオールナイトニッポン(JOLF)、セイ・ヤング(JOQR)、パック・イン・ミュージック(TBS)を聴くようになりました。その頃はタモリと笑福亭鶴光のオールナイト・ニッポンは毎週聴いていたました。兵藤ゆきさんや麻世れいらさんのミッドナイト東海や、ABCジャンボリクエスト、MBSヤングタウンといった番組にもはまりました。中学校に入学するとNHKの英語講座を聴くという名目でそのラジカセは自分の独占状態となりました。勉強よりもラジオにばかり熱中していた時代です。何故か午前3時から放送されていたTBS系の「歌うヘッドライト」が好きで、特に綾崎りっかさんと岡雅子さんの声が好きでした。この頃までは歌謡曲とフォークやニュー・ミュージックばかり聴いていました。もちろん、エア・チェックしたカセットでです。

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自分とBCLが出会ったのは1977年、松下電器から発売されたRF-2800(プロシード2800)がきっかけでした。当時はアナログ式が主流だったBCLラジオにデジタル周波数カウンターを搭載したこの機種が、当時マイナーな趣味だったBCLを一気にブームに仕立てあげたのは間違いないでしょう。価格的にも5万円弱という手ごろな値段でしたし、誰でも簡単に海外の放送が受信できるといった点が日本人の遊び心を大いに刺激したのではないかと思います。学習雑誌にもBCLとはこういったものだという紹介記事が載り(執筆者は初期ブームの立役者山田耕嗣氏だったと思います)、当の松下電器も見開きで広告を載せていました。しかも海外放送局の日本語番組の周波数を語呂合わせで紹介するというものでした。例えばBBC-11955Khzは「ひびくゴンゴン、ビッグベン」という風にです。中学の同級生にもやはりラジオが好きな友人がいて、自分と彼はこのRF-2800を、もう一人の友人はSONYのICF-6800という機種を購入して、夜毎に海外放送局の受信実績を競争したものです。(写真はRF-2800)。
自分はアナログ受信機を経験せずにいきなりデジタル・カウンターでのBCLを始めたのですが、後にSONYの名機といわれるICF-5900を入手して、こちらは国内AM局の受信専用に使うようになります(この機は未だに現役です)。

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RF-2800という機種は入門用には最適の機種だったと思います。中学~高校の間はこの機種で世界のメジャーなところを大抵受信できました。当時の情報源としては日本BCL連盟から「月刊短波」という雑誌が刊行されていて(今もHPサイトに移行して継続中です)、そこに多くのBCLからの受信レポートや放送局のスケジュールが掲載されていて、それを頼りに自分も受信を試みるのです。アンテナも工夫してロングワイヤー・アンテナを張ったり、市販のアンテナ・カプラーを通したりと受信環境の整備にも力を注いだものです。(写真はミズホ KX-1D・・アンテナ・カプラー)
周波数はデジタルで表示されているわけですから、データ通りに目的の放送局が受信されている可能性は高いのですが、BCLの世界のルールとしては確実にその局だという証拠が必要となってくるのです。IDと呼ばれる局名アナウンスやISと呼ばれる放送局あるいはそのプログラム固有の音楽やチャイムを聴き取らなくては受信したということにならないからです。ISは日本BCL連盟の各地の支部で独自に編集されたテープがありましたが、IDは自分の耳が頼りになってきます。英語で放送されている局であれば簡単なのですが、フランス語やドイツ語、更にはスペイン語、アラビア語といった言語を高校生が聞き取るのは至難の技でした。前述の「月刊短波」の受信レポートのIDを読み、こんな風に発音するんだと何度も確認しながら、00分、30分という区切りのよい時間帯前後にテープレコーダーを回し、ヘッドフォンでIDが出るのをじっと待つわけです。ネイティヴの早口での発音には苦労して、幾晩も一つの局の確認に費やした日々もありました。この頃洋楽にも興味を持ち欧米のヒット曲が流れるのも楽しみの一つでした。こんな風に初期のBCLライフは過ぎていきました(以下続く・・・謝)
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おめでとうございます!!(補足・修正有り)
- 2005/02/07(Mon) -
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francofrehleyさんのblog「Progressive Cafe」の楽しい企画である「プログレ家系図制作PJ」では02-06 23:34:15に断絶もなしに、無事一筆書きでのミュージシャン500人のつながりを達成いたしました。

おめでとうございます!!

Mao.Katagiriもこの企画に参加させていただき、自分の好きなミュージシャンを色々と出させていただきました。
本当に楽しい企画を提供していただいてありがとうございました。
企画自体はこれからも続行するので、一筆書きがどこまで続くのか楽しみです。
お祝いのブーケも添えて、500人達成の祝辞とさせていただきます。

<補足・修正>
と、記事を書いた後でfrancofrehleyさんからの連絡が入りました。
2/6の23時34分15秒にアヲヤマさんが偉業達成リーチ、
2/7の00時46分44秒に自分ことMao.Kのエントリーで500人を達成・・・ということになりました。ポイント・レースの集計も終了して、最後の500番ボーナスをもらったのでMao.Kは単独2位でした(汗)。
幅広い知識を持った方々が集まって、音楽談義に花を咲かせるという非常に楽しい時間を過ごせるProgressive Cafe。そんな場を提供してくれたfrancofrehleyさんに心からの感謝を込めて・・・改めて500人達成おめでとうございます。
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不条理音盤委員会 16 美人ジャケット(個人的に……(-。-) ボソッ) PART2
- 2004/12/30(Thu) -
いつも重宝な情報が集まるProgressive Cafeの管理人のfrancofrehleyさんから美人ジャケットの続編に期待するというコメントをいただいたので、図に乗ってまたもや5枚選んでみました。

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まずはNENAの4枚目のアルバム「Feuer und Flamme 」。83年の「99 LUFTBALLONS」で一世を風靡したNENAでしたが、その後はドイツ国内ではトップアーティストの地位を保っていたものの、本国以外では売れ行きが不振で87年に解散しました。ヴォーカルのネーナ・ケルナーは現在もソロで活動中です。

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2枚目はJoanne Hoggの「LOOKING INTO LIGHT 」。アイリッシュ~ケルト系のコンテンポラリー・ロック・グループIONAのヴォーカルでもある彼女のソロアルバム。ストリングスが奏でるシンフォニックでクラシカルな音響世界にケルティックな叙情がミックスされた一枚。彼女のクリスタル・ヴォイスはトラッド曲もオリジナル曲も問わず幻想の世界に誘ってくれます。

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3枚目はBetty Booの「Where Are You Baby?」・・・ジャケットに大きく書いていますが(汗)。マレーシアとスコットランドのハーフというだけあってちょっとエキゾチックな感じもする美人です。1stアルバム「Boomania」からのシングルカット曲とそのリミックス・バージョンを集めたCDです。原曲が割とハウスっぽいサウンドに彼女の舌足らずでキュートな声がのるといった必殺系の音なのですが、リミックスされてもその魅力は十分堪能できます。というか、正直言えばジャケット買いです(汗)

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エキゾチック続きですが、4枚目はMiami Sound Machineの「Let It Loose」。
このグループは80年代のヒット・チャートを賑わしたのでご存知の方も多いでしょう。名義はコロコロ変わりますが、ヴォーカルのグロリア・エステファンの伸びやかな歌声にラテン・フレーバーたっぷりのサウンド。ラテン・ポップの王道というものです。最近の彼女はより自分のルーツを見すえたしっとりとした内容の佳作を発表しています。

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最後はご存知Kate Bushの「Kick Inside」です。このジャケットはカナダ・ハーベスト盤のオリジナルらしいのですが、自分の持っている盤はアジア某国での完コピ・ブートレグ盤です(笑)。たまたま見かけて500円という値段にひかれて買いました。ちょっとイメージが異なっているような気もしますが、こういう表情も自分は意外と好きなのです(笑)
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不条理音盤委員会 12 顔ジャケで遊んでみました
- 2004/12/25(Sat) -
いつも楽しい記事が満載の「ゆうけいの月夜のラプソディ」の管理人さんのゆうけいさんから、LIOのジャケットを見ているとU2のWARを思い出すというコメントをいただきました。そこで速攻で思い浮かんだネタがこれです。

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少年は幼いながらいろいろなことを考えていた。

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少年は成長の過程でいろんなことを知り、ちょっと驚いたりもします。

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ちょっと大人になって、これから自分はどう生きようか?と悩んだりもします。

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遠い目をして生き方を探っているうちに。。。。

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こんな風になってしまった・・・・
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不条理音盤委員会 11 美人ジャケット 個人的に……(-。-) ボソッ。
- 2004/12/24(Fri) -

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まずは、こんなところから・・・
1枚目はEARTH AND FIREの「ANDROMEDA GIRL」です。「「Song of the Marching Children」と「Atrantis」はシンフォニック系の名盤として知られていますが、この作品ではその要素を残しながらも、かなりサイケデリック風味のポップスを聴かせてくれます。

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2枚目はアメリカのシンガー・ソングライターAPRIL MARCHの「CHROMINANCE DECORDER」です。アメリカ人でありながら、セルジュ・ゲンスブールのカヴァー・アルバムを出してしまうほどのフレンチ・マニアな人です。このアルバムもフレンチ・テイストあふれるラウンジでドリーミーでかつロリータっぽいポップが全開です。

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3枚目はEAST VILLAGEの「DROP OUT」。まさにジャケットが音の全てを表しています・・・どこか気だるくて、どこか哀愁あふれるギター・ポップです。ハモンド・オルガンにだら~~んとしたギターのカッティングは麻薬的な催眠効果があります。ちなみにジャケット女性はメンバーではありません(涙)。

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4枚目はREVENGEの「ONE TRUE PASSION」。NEW ORDERの活動休止中にフッキーがライブへの欲求不満解消のために結成したユニットです。過激なジャケット同様に、ちょっとハードなNEW ORDERというイメージですが、実はフッキーの声も曲もバーニーそっくりなのは苦笑してしまいます。

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で、5枚目はフレンチ・ロリータ・テクノ・ポップの歌姫LIOの1STアルバム。テレックスの面々の奏でる無機質なビートに彼女のロリ声・・・典型的なニュー・ウェイヴな音です。このアルバムの影響は遠く日本のアイドル歌謡にまで及びましたね。

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