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不条理音盤委員会 250 Human League 「Crush」
- 2005/12/17(Sat) -
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ブリティッシュ・インベンジョンの一翼として1981年に「愛の残り火(Don’t You Want Me)」とそれを収録したアルバム「Dare!」で爆発的ヒットを飛ばしたHuman Leagueでしたが、84年に発表した「Hysteria」は小粒ながら佳曲が揃っていたものの、A.O.Rに色目を使ったようなサウンドが地味に映り、商業的な成功をおさめるにはいかなかったようです。失意なのか新たな局面を迎えるためなのか不明ですが、Philip Okayが試みたのはアメリカ・ライクなリズムトラックの導入でした。当時Janet Jacksonの「Control」を手がけて売り出し中だったJimmy JamとTerry Lewisの2人をプロデューサーに迎えて制作されたこのアルバムは、エレクトロニクスとブラック・ミュージックの程よい融合とも言うべき、クラブミュージックの元祖的な位置を占める作品に仕上がりました。小気味の良いファンク・ビートを聴く限りではとても彼らの作品とは思えない「Money」から始まり、、初期のアヴァンギャルドな頃の音を流行りの音に翻訳し、珍しくPhilがシャウトする(爆)「Swang」、ちょっとヒットしたメロウなバラード「Human」(でも、この曲のクレジットはJam & Lewisだけ・・・涙)、UKソウル的な(本物ほど濃厚ではない)「Jam」「Love On The Run」、従来の彼ららしいテクノ・ポップな「Are You Coming Back」、もろ殿下の音のパクリとしか言いようがない「I Need You Loving」とJanet Jacksonの「Control」のパクリである「Party」、エスニックな香りのするパーカッションに導かれるテクノ・ソウル「Love Is All That Matters」まで、全体的に切れ味の鋭いダンス・ミュージックという印象を受けます。しかしながら個人的にはちょっとオーバー・プロデュースのような気もしないでもなく、Human Leagueらしさという点では稀薄だという点は否定できないと思います。またこのアルバムだけを聴くかぎりでは、音作りやPhil Okayの歌い方が奇妙にも喧嘩別れしたMartyn Ware率いるHeaven 17に酷似しているのは、ライバル意識なのでしょうか??

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/7854/summary.html


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