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不条理音盤委員会 243 The Real People 「The Rael People」
- 2005/12/11(Sun) -
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リヴァプール出身の4人組The Real Peopleの1991年に発表されたバンド名を冠した1stアルバムです。Tony Griffiths(Vo、 B)とChris Griffiths(G)の兄弟を中心としたこのバンドは初期のミニ・アルバム「Window Pane」の頃はマージー・ビートを主体とした60年代リヴァプール直系のサウンドだったのですが、Stephen.Streetをプロデューサーに迎えたこのアルバムでは、サイケデリックなアレンジを打ち出し、マンチェ系のビートが刻まれるといったかなり意気込みを感じさせる作品になっています。それが残念ながら中途半端で数多のギターバンドの仇花的に聴こえてしまうのが皮肉な点ではあります。前述のミニ・アルバムから再録された美しくも哀愁漂う「Window Pane」から始まり、ギターとベースのフレーズのミニマル的な絡み合いが面白い「I Can’t Wait」、アコ・ギと背景の奇妙なサイケ調シンセのアンバランスさが耳に残る「For You」、かき鳴らされるキラキラとしたギターの響きが綺麗なトラッド風の「Truth」、どこかで聴いたことのある歌メロの「Everyday’s The Same」、典型的なリヴァプール・サウンドの「Wonderful」、当時流行のマンチェスター・サウンド全開の「Open Up Your Mind」、ネオ・サイケにも通じるギター・サウンドと60年代西海岸風のヴォーカルの「She」、ギターに目いっぱいエコーをかけまくり、チープなサイケデリック感覚満載の「In Your Hands」、Beatlesをパクったサウンドが案外心地よい「Looking At You」、瞬間的にChameleonsの某曲を思い出してしまう「Words」、これはまるでLa’sでは?とつい顔がほころぶ「Another Day」まで、UKギター・ポップを聴き続けてきた人にとっては、デジャ・ヴ的な印象も感じられるこのアルバムなのですが、個人的にはそんなに悪い印象は持っていません。やはり本来のリヴァプール路線で押し通せば良かったのでは?と惜しまれますがこれもEpic Sonyの世界戦略の一環だったのでしょう。ブリット・ポップの終焉と共にThe Real Peopleも契約を切られ、移籍した先で発表された2ndアルバム「What's On The Outside」ではThe La’sの進化形ともいえる秀逸なギター・ポップを展開していました。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/13154/summary.html

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