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不条理音盤委員会 637 Asmus Tietchens  「In die Nacht」
- 2009/05/30(Sat) -
つけ麺の話である。
最近つけ麺が流行しているらしい。と、いうのも某有名店流れに便乗したようなのだが、それにしてもそこから一歩突き進んだ独自の味を展開している店も多いのは麺好きとしては喜ばしいことではある。
で、評判のある店でお勧めなるものを食してみたのであるが、醤油ベースにガラム・マサラを加えたちょっとエスニックな味がちょっと不思議な感じがして美味だったのだが、もう少し辛さのバランスを工夫してくれると良いのでは?とも思ったりする。

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と、いうわけでジャーマン・テクノを語る時に避けては通れないAsmus Tietchens師匠の82年の4thアルバムである。師匠のアルバムはConrad Schnitzler親分と並んで膨大であるが故、その全容をフォローするには莫大な時間と金額を要する。しかも限定だったりするためになかなか追いきれない部分もあるのだが、最近初期の作品がボーナス・トラック入りでリ・イシューされて入手が容易になった点は歓迎すべき点である。
調子外れのようなシンセ音が最後にはダークな音に飲み込まれていくユーモアと恐怖が同居したような「Mit Zebras Rennen」、彼がプロデュースしたClusterを思い切りキッチュにしたような感覚の「In Die Nacht」、打ち込みに合わせてただでたらめに弾いているだけではないのかとさえ思えてくるインチキくさい「Höhepunkt Kleiner Mann」、最近の師匠の作品に通じるようなノイジーな「Kopfüber In Den Gulli」、妙にドラマティックな展開をもった「Spanische Fliege」、Neu!をそのままパクったような緩いハンマービート風のリズムの上をおちゃらけたメロディーが駆け抜けていく「Unter Fliegenden Tassen」、脱線してしまったTrans Europe Expressといった感のある「Regenwald」、静謐な電子音が延々と持続する「Park Und Guter Morgen」まで、どこまで本気か理解不能及び分類不可といえる音が無造作にそして傍若無人に振舞っているアルバムなのである。大概の曲はメロディーらしきものがなく、ただただ無意味とも言えそうな音が浮遊しているだけなので多くの人はお金を払ってまでこういう音を聴くことに対して疑問を持つであろう。しかし、Asmus Tietchensに対して理性を求める方が基本的に間違っているのである。師匠にとってはとにかく音を出すこと自体に意味があるのであり、聴く者もまた音を聴くという行為だけを要するのであり、そこに解釈は無用なのである。
もちろんこれはAsmus Tietchensを褒めているのである。

試聴音源はこちらから
http://www.millisong.com/index.cfm/hurl/idzAlbum/IdAlbumz58128/58128.htm

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