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不条理音盤委員会 216 Patrick Gauthier 「Bebe Godzilla 」
- 2005/10/30(Sun) -
bebe.jpg

Heldon ~ Magma ~Weidorjeを渡り歩いたキーボード奏者のPatrick Gauthierが1980年に発表したソロ・アルバムです。豪華で多彩なゲストを従えての全編インストのプログレ風ジャズ・ロックなのですが、メロディアスで楽しいフレーズをメインに、重量級のリズム隊が刻む変拍子が乱れ飛び、心躍る各人のソロが挿入されるという凄まじくも素晴らしい一枚に仕上がっています。
Christian VanderとBernard Paganottiという強力なリズム隊+Richard Pinhasのギターという組み合わせの中を明るいタッチのキーボードが駆け回る「Bebe Godzilla」、やはり叩きまくるVanderのビートと自由に飛び交うヴァイオリン、Gauthierのピアノとマリンバ、それにリズムを無視したような管楽器のフレーズが交錯する「La Grand Maître-Orient」、David Rhodesのクラシカルなヴァイオリンとシンセ・シーケンス、それにピアノのミニマル・フレーズが躍動するHeldon的な 「Mixtur Trautonium」、このアルバムの中では一番オーソドックスで落ち着いた雰囲気を持ち、かなりフュージョン的な印象が強い 「Benoît Et Les Riverboppers」、ミニマル風のピアノから始まり、中盤からはタイトルとは裏腹の軽快でテクニカルなジャズ・ロックが展開される「Heldon」、東欧風のメロとアラビックなパーカッションの背後でPinhasのギターが炸裂し、ハモンド・オルガンと共に濃密な音響空間を形成する「En Passant Par La Transylvanie」、そして断片的な多くのフレーズを強引に一つにまとめあげて曲に仕立て上げたような変拍子がスリリングなジャズロックの「Nör」というように、どの曲もドライブ感にあふれ、聴いているとアルバム一枚が疾風怒濤のごとく、あっという間に駆け抜けていくといった印象があります。またPatrick Gauthierの奏でるキーボードの音色も緻密に計算された色彩あふれる豊かなもので、それだけでもかなりの聞き物になっていると思います。一聴するとかなり軽い印象もあるのですが(キーボードのポップ系の音色のせいだと思います)、実際は密度の濃い作品なのです。
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