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不条理音盤委員会 483 Sonia Lopez 「20 Exitos」
- 2007/03/22(Thu) -
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メキシコといえば、ソンブレロをかぶり、ギターやギタロン、バイオリン、トランペットといった楽器で陽気な音楽を奏でるマリアッチが有名なのですが、実は耳にするマリアッチの大半はアメリアッチだったりするわけで、元々本来のマリアッチにデキシーランド・ジャズのスタイルをミックスさせたのがアメリアッチというもので、そもそもこのスタイルを創りあげたのはオールナイト・ニッポンのテーマ曲でもお馴染みのハープ・アルパートさんで、彼の演奏したファンキーな感覚と豪華なブラス・サウンドは一世を風靡したのでありました。
というわけで、60年代にメキシコで女優兼歌手として活躍したSonia Lopezさんの登場になるわけなのですが、彼女はそういったマリアッチやアメリアッチとは一線を画した通俗的なラテン・ポップスを歌っていました。以前アメリカCBSからクンビアばかりを歌った編集盤が出ていましたが、こちらの編集アルバムでは賑やかなキューバン・スタイルのブラス・セクションを従えて、ちょっとしゃくりあげるようなチャーミングな歌い方でボレーロから、マンボ、サルサ、クンビアといったジャンルを問わない楽しげな歌声を披露してくれています。そもそもメキシコの都市部ではもっぱらボレーロやダンソンといったキューバ系の音楽が好まれてきたという歴史があり、かのPrez=Pradoも晩年はメキシコ・シティーに住んでいたというだけあって汎ラテン的な音楽が好まれる下地は十分あったわけで、おそらく彼女同様の歌い手は相当数いたのではないかと思われます。もっともきっちりと作りこまれたオケと比較すればSoniaさんの歌は素人丸出しで音程にも怪しげなところがあるので、聴いているとまるで場末のキャバレーか温泉場のラテン歌謡ショーのような印象すら覚えるのですが、何故か日本人にとってラテン・ムードは情熱的というよりは猥雑さや下世話さの方が先行することを思えば、いかにもといった感じのラテン・ミュージックな一枚なのです。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=6683039&BAB=M


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