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不条理音盤委員会 215 Deep Forest 「Boheme」
- 2005/10/29(Sat) -
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フランス出身のEric MouquetとMichel SanchezからなるDeep Forestの1995年の2ndアルバム「Boheme」です。基本的にはアンビエント・エスニック・テクノな音楽なのですが、前年度発表の「World Mix」ではアフリカのピグミー族の合唱や伝統音楽とテクノ/ハウスの融合を目指した彼らが今度は東欧~地中海を主眼において作成したアルバムです。不安を煽るようなパーカッションと笛を模したシンセの音色のダークなムードの漂う「Anasthasia」から始まるというのには少々意表を衝かれますが、続く「Bohemian Ballet」はロマとフラメンコが合体したような妙な南国ムードのエスノ・ダンス風の曲、ハンガリーの誇る歌姫Marta Sebestyenの美しい声が飛び交う電子音を凌駕する「Marts’s Song」、アフリカっぽい男性ヴォーカルとMartaのまるで日本のわらべ歌のようなメロディーのヴォーカルが交錯する「Lament」、クラシカルなピアノにのせてMartaが伝承曲を歌う「Bulgarian Melody」、アコーディオンのメロディーが東欧風とも南欧風ともいえる「Deep Folk Song」、CMでもおなじみのしわがれた男性ヴォーカルにトロピカル風味を加えたしんみりとしたナンバーの「Freedom Cry」、ギリシア~中近東を強く意識したような「Café Europa」「Katharina」、アジア風(モンゴルから中央アジアにかけての唱法?)の女性ヴォーカルの「Boheme」と巧みに民族音楽的な要素を取り入れた音作りは聴いていて気持ちがよいものです。こういった音楽を文化帝国主義と酷評する向きもあり、美味しいところのつまみ食いという批判は確かに当たっているのかもしれませんし、それを理由に一部の音楽評論家の方からはDeep Forestは全く評価されていないようですが、そういった単なる素材以上にMarta Sebestyenの存在感は抜きん出ていると思います。少なくともこのアルバムで一番面白くないのがフランス人によるオーバー・ダブされたキーボードの音なのですか
ら。。。。このアルバムがヒットしたのは素材の勝利といっても間違いないでしょう。
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