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不条理音盤委員会 209 Locanda Delle Fate
- 2005/10/22(Sat) -
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ジャケット通りの幻想的な音で知られるイタリアのLocanda Delle Fateの1977年発表の「Force Le Lucciole Non Si Amano Piu」です。アコースティック・ピアノを中心に2本のギター、フルート、シンセが情感豊かなメロディを紡ぎあげていき、タイトなリズムセクションと共に緻密でカラフルなアンサンブルを構成するというテクニカルなシンフォ系ロックです。優雅なピアノに導かれ、ギターとピアノが拮抗するスリリングなクロス・リズムのセッションから、ファンタジックなテーマをシンセが奏で、そのフレーズを引き継いだギターが再び慌しいジャズ・ロックセッションへと回帰する「A Volte Un Instante Di Quiete」のバロック的な美学から始まり、ヴァイオリン奏法のギターとフルートが柔らかなメロディーを奏でると同時に、多種多様の複雑なアンサンブルが背後で音の壁を築くタイトル曲、P.F.Mを思わせるようなギターとキーボードのフレーズとどこか哀愁を誘うような響きのピアノが印象的なリリカルな「Profumo Di Colla Bianca」、甘い感触を漂わせるヴォーカルときっちりと構築されたインスト・パートの対称的な図式がYesを思い出させる「Cercando Un Nuovo Confine」、メランコリックなフレーズを次々と受け渡ししながらジャズ・ロック風に疾走する「Sogno Di Estunno」、冒頭の曲のヴァリエーションの趣があるドラマティックな「Vendesi Saggezza」と魅力的で官能的ともいえるフレーズを自由自在にロマンティックにアレンジしながら、濃厚な質感を失わない演奏力の卓越さは見事なものです。いつもお世話になっている「Progressive Café」にhello nicoさんが寄せたコメントで気がついたのですが、言われてみるとLeonardo Lassoの歌声は確かに好き嫌いが分かれるところが多いような気もします。このアルバムをJon AndersonかCatherine Riveiroに歌わせてみたいような気もしました。
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