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虚言妄言推進遊撃隊 15 F.Kafka 「審判」
- 2005/10/10(Mon) -
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キングあおぽんさんから依頼されたカフカの「審判」(画像は岩波文庫版)の解説なのですが、この作品の解釈をどのようにするかということで結構熟慮しました。この作品も他のカフカの作品同様に不条理に満ちているわけですが、この作品に関してネットで検索しても多くの方が言及されています。何故Josef.Kは「犬のように」殺されなくてはならなかったのか、彼は何の罪を犯していたのか、この作品にはそういった説明は一切なされていません。多くの意見がある中で個人的に気になった点はカフカがこの作品の執筆中に徴兵検査を受けたという事実です。独断と偏見で言うならば、この作品は法を扱った物語のように見えるのですが、実は戦争の暗喩なのではないかという理論が浮かびあがってきました。「審判」に於ける裁判所を国家に置き換えて、その権力を駆使して人々を戦争に送り込む図式を、裁判という形に置換して表現すれば、Josef.Kが無残に殺されるのは、戦場で死亡したということになります。ユダヤ系であるカフカが直接ドイツ=オーストリア帝国を批判するというのはあり得ないという状況の下で、不条理文学の方法を借用して国家権力に強制される徴兵及び出兵という行為は、「審判」で語られている恣意的な正義であり、またその国家の提示した理論に振り回される一市民の姿を描写したものであると見ることもできるのではないかと思うのです。
その他の解釈はまた後日……(-。-) ボソッ。
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コメント
- Re: タイトルなし -

>Hiroyukiさん
> 審判について調べていたらここに辿り着きました。
> 大学でカフカについてリサーチペーパーを書いているのですが、まおさんの解釈参考にしてもいいですか?
…随分前に思いつきで書いたものですんで、参考になるかどうかはわかりませんが。。。
自分は別に文学を研究しているわけでもないので。。。。
どうぞご自由にお使い下さい(滝汗)。
2009/09/16 23:03  | URL | 片桐真央 #-[ 編集] |  ▲ top

- -

審判について調べていたらここに辿り着きました。
大学でカフカについてリサーチペーパーを書いているのですが、まおさんの解釈参考にしてもいいですか?
2009/09/16 18:06  | URL | Hiroyuki #-[ 編集] |  ▲ top


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