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不条理音盤委員会 168 Keith Jarrett 「Spirits」
- 2005/08/08(Mon) -
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文字通りKeith Jarrettという人の「精神」を表現した2枚組アルバムです。幾つかの種類のリコーダーや笛類、ギター、パーカッションそれにピアノを駆使して作り上げたアンビエントな音響世界なのですが、決して「癒し」という安直なものではなく、そこにはKeith Jarrettならではのピンと張りつめたような緊張感が漂っているように思えます。それは音楽というものに対して真剣に向かい合った上での彼なりの解答なのでしょう。「そこには救いがあり、流れ出してくるもの、充実しているものがある。それは決して豊かであるとか、音楽的であるとかいうことではない。このことについて私はこういう言い方でしか語れない。」と彼自身が語っているように、「音楽とは何か?」と自身に問いかけた時に心の中に浮かんだものを具象化したものなのではないでしょうか?それでは何故ピアノではないのか?という疑問も出てくると思います。元々彼はリコーダー類を好んで吹くというのは知られていると思いますが(オラシオさんのオラシオ主催万国音楽博覧会によれば、リハーサルで隅の方でずっと吹いてたり、ステージに出て行く前に袖で吹いて精神統一したりしていたそうです)、このアルバムでほぼピアノから離れた理由を独断と偏見で推測してみると、一つは自分の表現の可能性を追求してみたかったということ。もう一つはそうやってピアノを使わないことで、改めて自分の原点を見つめなおしたという点が指摘できると思います。個人的にはこの「Spirits」というアルバムはKeith Jarrettのセルフ・セラピー的な意味合いを含んでいると考えているのですが、流れ出てくるようなメロディーの多くが生き生きとしているのは、そういった心情の発露のような気がしてならないのです。

上述のオラシオさんのオラシオ主催万国音楽博覧会ではこのアルバムに関して的確なレビュー&詳細な解説がされています。当然そちらの方が十分有益なのは言うまでもありません(謝X100)。
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