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不条理音盤委員会 105 Flyte 「Dawn Dancer」
- 2005/05/31(Tue) -
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ジャケットから連想されるように、ロマンティックなシンフォニック・ロック・バンドFlyteが1978年に発表した唯一のアルバムがこの「Dawn Dancer」です。オランダとベルギー出身者の混成であるこのバンドは元々は"Grace"と名乗っていたらしいのですが、同名のバンドがいたため1975年に"Flyte"と改名したそうです。名前の由来は飛行を意味する"flight"なのですが、世間の注目を惹くためにあえて"Flyte”と綴りを変えたというエピソードがあります。「Woman」「Grace」といった曲では泣きのギターにメロトロン・ストリングスという図式で、これは当然Camelを連想させますが、いかんせんアルバムを見渡すと曲の出来・不出来の落差が大きいという印象がありますし、時代ということもあるのでしょうが、徹底的に泣きにこだわったメロディーは時には歌謡曲っぽくも聴こえたりしますね(笑)。甘口ながら、ちょっとクセが強く、シアトリカルな方向に走ろうとするヴォーカルのLu Rousseauの個性で、このアルバムの好き・嫌いが分かれるところなのでしょうが、インストパートに入ると、そういった印象は一変して、ドラムの手数が急に増え、ギターも情感をたっぷりと盛り込んだかなりの速弾きで長いソロを繰り広げるという、テクニカルなジャズ・ロックの様相も見せてくれます。また鍵盤担当が2人いるということもあって、メロトロン、クラビネットも要所で挿入され、更には終盤の「King Of Clouds」「Brain Damage」ではメロトロン・ストリングをバックに雄大なコーラスまで導入して、あざといまでのドラマティックな盛り上がりを演出しています。どちらかといえばこのアルバムはB級の部類なのでしょうが、叙情的なシンフォニック路線ではなく、ジャズ・ロック風の部分をもっと強調すれば名盤に数えられたのかもしれません。

Line-Up
Lu Rousseau - lead vocals, percussion
Ruud Worthman - acoustic and electric guitars
Jack van Liesdonck - acoustic and electric piano, clavinet, synthesizer
Leo Cornelissens - electric organ, mellotron, string ensemble, vocals
Hans Boeye - drums, percussion
Hans Marynissen - percussion
Peter Dekeersmaeker - bass, vocals

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