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不条理音盤委員会 104 COTÓ EN PÈL 「Holocaust」
- 2005/05/27(Fri) -
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スペインのグループCOTÓ EN PÈLが1978年に発表したアルバムがこの「Holocaust」です。タイトル通りに凄惨な歴史的事実を題材にしているようなのですが、ヴォーカルがカタロニア語?(スペイン語でもないようです)で歌われているために、その内容が不明なのが惜しまれます。当然なのですが国外の事件を題材にしているためか、いかにもスペインといったあざとさは感じられず、地味ではありますが硬質で静謐なバンド・アンサンブルには呪術性のようなもの(鎮魂の意味も含めているのでしょうか?)さえ覚えます。このアルバムの魅力の一つに、優しげな声で呟くように語りかけるヴォーカルが挙げられると思います。まさに歴史の語り部とも言わんばかりのロマンティックな歌声は、アルバム全体の重苦しいイメージを一層引き立ててくれるようです。旧A面ではコルネットの物悲しい響きやアコ・ギも効果的に使用され、丹念に刻まれるリズムと静かにリフレインを繰り返すフレーズに、サスティンが叫び声のようなギターが切り込んでくるというコントラストが対照的な曲が2曲、一方で片面全てを使用したタイトル曲はPart1とPart2に分かれていて、ギター、シンセサイザー、メロトロンが一体となって荘厳な音の壁を築き上げていきます。微妙に変調をかけてその音の波形が徐々に変化していく様は、King Crimson ~ Fripp&Enoをちょっと連想してしまいます。聴こえてくる音の全てに緊張感のような高いテンションが伴っていて、それでいて最終的なクライマックスを迎えることなく、唐突に終わってしまうような曲作りはおそらく意図的なものなでしょうが、個人的にはそれがまるで命を落とす瞬間のように思えてしまう片桐真央なのでした。是非とも歌詞を読んでみたいものです。
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