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不条理音盤委員会 99 Mike Oldfield 「Five Miles Out」
- 2005/05/23(Mon) -
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最早説明不要のMike Oldfieldの82 年発表の「Five Miles Out」。 Maggie Reilyのヴォーカルをフィーチュアした作品であり、ポップなナンバーの完成度も高い一枚となっています。ちょっとハードなギターからはじまり、モリス・ダンス風のナンバーやトラッドを思わせる曲ではPaddy Moloneyのユリアン・パイプがフューチャーされている 「Taurus II」は、今までの彼の延長上の作品とも言えるのですが、この旧A面全部を使った曲の中にMikeのアイデンティティ探しを垣間見ることも可能だと思います。安定したバンド・サウンドの中にいくつも組み込まれたケルト的な要素 -- そうすることによって自らの血のルーツを追い求めて自分の居場所を見つける。彼の多くのアルバムで聴かれるケルト音楽の要素にはそういう面もあるのではないかと思っています。旧B面はMaggieの美声にギターの音が絡まる「Family Man」から始まり、オルゴールのようなキーボードで始まり、後半部がヴォコーダーで変調させたMikeが歌う「Orabidoo」(ちょっとテクノ・ポップ風かも・・)、Carl Palmerがゲスト参加した「Mount Tide」と続き、最後はジャケットの絵の光景をそのまま歌にした「Five Miles Out」と小品が並びます。「Five Miles Out」では変調させたMikeの歌に、救いの女神を暗示させるような(実際PVでもそういう風に描かれていました)Maggieの歌声のコントラストの対比が素晴らしく、また「Tauras Ⅱ」でも聴かれたギターのフレーズがここでも幾度となく繰り返されて、アルバム最後を飾るに相応しいナンバーとなっています。幻想的な中にもリアリティのある音楽・・・世界を夢想し続けながらも、夢と現実の境界線が明確に引かれている・・・そういった印象のある1枚です。


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