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不条理音盤委員会 93 坂本龍一 「Thousand Knives」
- 2005/05/13(Fri) -
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1978年、YMO結成以前に制作された坂本龍一氏のデビューアルバム。基本的には、シンセサイザーを駆使したポップな現代音楽という印象が強く、フュージョン的な雰囲気が漂う独特の魅力を備えたアルバムとして評価されてきました。松武秀樹氏の全面協力もあってシンセサイザーを駆使しているとはいえ、機材自体がアナログという状況のためか、音そのものを聴くならば無機質で単調に聴こえてくるのですが、坂本氏の現代音楽、民族系音楽、ポップ・ミュージックという雑多な要素とジャンルを超越した作曲センスを濃縮させたメロディーが、そういったハンディを十分補完しています。「Thousand Knives」「The End Of Asia」といったYMO時代にも演奏された曲のオリジナルが収録されているというのは周知の事実なのですが、その2曲では坂本氏のシンセと渡辺香津美氏の独特のギター・ソロが壮絶なバトルを繰り広げています。ライブでのバージョンを聴くと渡辺氏と大村憲司氏の資質の違いがくっきりと浮き彫りにされるという面が興味深い2曲でもあります。現代音楽の師である高橋悠治氏と共演の「Grasshopper」も、このアルバムでは異質な感触がしますが、後の「B-2 Unit」でのアバンギャルドな部分の原点を垣間見るような気がします。一方でYMOを連想させる「Plastic Bamboo」はテクノ・ポップの完成形と見なしてもいいような曲で、この曲は初期のライブで演奏されていました。このアルバムには山下達郎氏もPercussionとしてクレジットされていますが、彼は4曲目でカスタネットを叩いているようです(笑)。これまた有名な話なのですが、このジャケットの衣装コーディネートをしているのが高橋幸宏氏です。
・・・というわけなのですが、坂本氏はこのアルバムで自分のやりたいことを全てつめこんでしまったという感は歪めず、名盤であることは否定しませんが、どこか散漫な部分が見受けられるというのもまた事実であるというのがMao.Kとしての見解です(謝X20)。
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