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不条理音盤委員会 88 China Crisis 「Fire And Steel」
- 2005/05/09(Mon) -
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Garry Daly(Vocal、Keyboard)、Eddie Lundon(Guitar、Keyborad)のデュオとして出発したChina Crisisは82年にMike Howlettのプロデュースで1stアルバム「Difficult Shapes And Passive Rhythms」を発表します。このアルバムはタイトルが示す通り、多少実験的な部分もうかがえますが、耳ざわりの良いポップなメロディーを主体とした清々しいアルバムでした。彼らが新たにGazza Johnson(Bass)とKevin Wilkinson(Drums)を迎えて 翌83年にリリースしたのがこの「Working With Fire And Steel-Possible Pop Songs Volume Two」です。プロデュースは前作と同じMike Howlettです。これまたタイトルが暗示している如く、ポップソングの可能性を追求した作品でエレクトロニクスとアコースティックの融合という、この当時よく口にされた定義が無理なくおさまっている作品になっています。1stと較べてドライブ感あふれる曲が多くなっていますが、それと同時に妙に哀愁を感じさせるメロディーとその周囲で奏でられるコロコロと転がるようなマリンバ系のシンセサイザーやエレクトリックなパーカッション(シモンズ?)という対比される音の色彩感覚もまた見事です。また随所にゲスト・ミュージシャンによるサックスやトランペット、あるいはEddieが吹くオーボエの音色が曲を引き締め、単なるエレ・ポップにとどまらない魅力を感じさせてくれます。「The Gates Of Door To Door」はこのアルバムの中ではちょっと実験色が強く、ドラムとパーカッションが乱打され、アコギのアルペジオとフルートが吹き鳴らされる中をGarryと「It's a Fine Day」で有名なJaneの声が夢見ることの楽しさを語るように歌っています。しかし、このアルバムで特筆すべき曲は「Wishful Thinking」でしょう。現在でもコンピに収録されるケースが多いこの曲はイミュレーターによるストリングにオーボエが絡む牧歌的なナンバーで、何度聴いても心が洗われるような気になります。冒頭のアルバム・タイトル曲のエレクトロ・ポップから、最後のシンセ・バラード(使われている音色がまた美しい・・・)の「Soul Awaking」まで名曲揃いのアルバムだと個人的には思うのです。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/164512/summary.html



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