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不条理音盤委員会 627 Michael Cretu 「Legionäre」
- 2009/04/08(Wed) -

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Enigmaの中心人物とも言うべきMichael Cretuの1983年の2ndアルバムです。
元々彼は70年代後半に人気を博したディスコ・ポップグループのボニーMのプロデューサーだったFrank Farianのチームの下でアレンジャーやキーボードを担当していたのですが、やがて独立して後の妻となるSandoraがメイン・ヴォーカルをつとめていたアラベスクのレコーディングやツアーに参加するようになります。82年のアラベスクの来日の際にも同行していました。そういったスタジオ・ミュージシャン的な仕事と並行してMichel Cretuはキーボード主体のソロ・アルバムを3枚発表していて、この「Legionäre」ではノイエ・ドイツ・ヴェレとは一線を画したようなストレートなテクノ・ポップ風の作風の曲が並んでいます。
ヴォコーダーで変調させたヴォイスによるイントロダクション的な「Legionäre」、裏打ちのリズムが心地よい「Total Normal」、後にプロデュースするHubert Kahに通じる哀愁系メロの「Spiel Auf Zeit」、雄大な曲調の「Frau Aus Stein」、独特のシンセの音色が印象的なインスト曲「Goldene Jahre」、ロマンティックなKraftwerkともいえそうな「Zeitlose Reise」(後にSandraの1stアルバムに再録)、デジタルに翻訳されたシュラーガー+シンフォニー風の「Data-Alpha-4」、クラシカルなインスト曲「Karawanen」、 荘厳なアンセム調の「Der Planet Der Verlorenen Zeit」まで、いかにもドイツっぽいシンセ音(Mute系とはちょっと違う金属的な感触の音がメインなんです・・・)が響き渡る中でMichel Cretu自身による朴訥なヴォーカルが聴かれるのですが、Enigma時代からは予想できないようなエモショーナルな歌い方には一瞬驚いてしまいます。また、ドイツ語のゴツゴツとした響きと相俟って全体的には硬質なイメージを覚えます。後に手がけるプロダクションと共通するような点がうかがえるのは仕方がないことかもしれませんが、見過ごすには結構勿体ないような気がするテクノ精神に満ちた一枚のような気がします。隠れた名盤でしょう。

86年のシングル「Gambit」のPVを。。。



試聴音源はこちらから
http://www.amazon.de/Legion%C3%A4re-Re-Release-Michael-Cretu/dp/B00005YW83

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