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不条理音盤委員会 615 DOM 「The Edge Of Time」
- 2009/03/01(Sun) -
ドラマ「銭ゲバ」で定食屋のおかみを演じているりょうさんが映るのを楽しみにしている片桐と言います。
ああいう方がいる食堂であれば毎日のように通いたいと思います。

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と、いうわけでLaszlo Baksay(B、Vo)、Gabor Baksay(Per、Fl)、Reiner Puzalowski (G、Fl、Vo)、Hans Georg Stopka(Org、G、Vo)というマジャール系~スラブ系と思しき4人組のDomが1972年に残した唯一のアルバム。
混沌としながらもアコースティックなアンサンブルをメインにカオス状態のオルガン、浮遊するフルート、そして声が絡み合う彼等のサウンド・スケープは派手な印象もなく、ひたすら地味としか言いようがありません。しかし、その屈折したスピリチュアルな風景に一歩足を踏み入れてしまえば、もう何処にも向えずどこにも戻れないという迷宮的な世界が次々と展開されていきます。
爪弾かれるギターの背後をフルートそしてパーカッションが左右に行き交う前半部からノイジーな挿入部を経てオルガンの瞑想的なフレーズが曲を支配する「Intruitus」、アコ・ギとヴォイスが交錯する前半部から実験音楽的なノイズへと連続する「Silence」、スペイシーなオルガンの音が不安感を煽っていくような「Edge Of Time」、儚げな音とアバンギャルドな音が交互に登場する「Dream」までいずれも8~9分という長い曲の中で徐々に瞑想的な雰囲気に誘い込んでいくような立体的な音作りがなされています。この時代のサイケデリックな音楽の中核には東洋志向があるのは承知のごとくだと思うのですが、彼等の場合アコ・ギのフレーズやパーカッションの響きにインド風の要素が感じられるものの、例えばYatha Shidhraのようなそれを全面的に打ち出しているわけではありません。と、いうかどこか硬いイメージすら覚えます。彼等の思想的な背景や制作の動機などは不明なのですが、案外彼等の出自に基づく移民あるいは流民といった下の世界から上の世界を眺め見た際の憧憬のようなものなのかもしれません。普通の世界を夢見たアルバムといったところでしょうか。。。。。

試聴音源はこちらから
http://www.anthologyrecordings.com/release.asp?album=Y5DKP1tAUNv

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