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不条理音盤委員会 587 Wilfrido Vargas 「Siempre Wilfrido」
- 2008/09/23(Tue) -
避難訓練の話。
その日に行われると知っていながらも、朝からオフィスでいろいろと雑用をこなしていたのですが、ついに館内に鳴り響く非常ベルの音、続いて総務課から避難指示のアナウンス。「面倒だよね~~」と文句を言う片桐&美由紀ちゃんの脇を次々とみんなが移動していきます。一向に机の前から動こうとしない二人にフロアの防災担当者が「片桐さん(この場合本名で呼ばれているのですが。。。)早く~早く!」という煽りを無視して、つい「俺にかまわずみんな逃げろ~~!」と言ってしまった瞬間、目に入ったのが総務課長と消防署の人。「チェッ」と舌打ちしながら渋々避難訓練に参加しました。

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と、いうわけでメレンゲの革命児とか風雲児とか呼ばれていたドミニカのWifrido Vargasさんが1990年にリリースしたこのアルバム。世間では「エル・クク」のぶっ壊し系メレンゲの方が評判がいいようですが、個人的にはパン・カリビアン的な要素=いわゆるズーク路線の王道のようなこちらの方が好きだったりします。プレイヤーとしてのみならず、エンターティメントに富んだ敏腕プロデューサーとしても名高い彼のこと、流行音楽としてのメレンゲを意識しながら、安定路線に終始しないいかがわしさ満点のラテン・ポップス・アルバムに仕立て上げたという気がします。
ストリング・シンセのオープニングからいきなりメレンゲに突入する「El Heladero」、ルンバ・ロックの雰囲気を漂わせながらホーンがビシバシ炸裂する「Agua」、哀愁のラテン歌謡風の「Me Siento Cruel」、彼の子分的な存在であるアルタミラ・バンダ・ショウも参加したズーク風味の「Leon Salvaje」、大仰なシンセをバックに朗々と歌い上げる「Invitame」、賑やかなテクノ・メレンゲ「El Vampiro」、ドミニカ的お姉ちゃんナンパ・ソングの「Bachata Merengue」、新機軸と思われる打ち込み主体のハウス的なタテノリ・ビートが怪しげな「Maria」、ど・バラードの「Di Lo Que Quieres」、ボサノヴァ風のインスト曲「Bachata Jazz」まで、この時点でWilfrido Vargasさんが興味をもっていた素材を全てメレンゲに突っ込んだという印象があるのですが、ある意味で妙に小粒な印象もあります。「エル・クク」や前作「アニメーション」でのぶっ壊し系メレンゲは確かに聴いていて衝撃的だったのですが、その反動なのかこのアルバムでは割とメレンゲに正面から向き合ったような作りになっています。すなわちワールド・ワイドに向けた視点を再びドミニカ国内へ戻したということになるのですが、ここまでが彼の限界だったと思われます。これ以降の作品ではいわゆるメレンゲの王道路線を歩み続けるのですが、そこには以前の彼のような革新性は感じられず、決まりきったパターンのメレンゲを大量生産していくことになります。最近ではトレードマークの口髭も剃り落としてしまい、すっかり落ち着いた雰囲気で刺激を全く感じないのが個人的には残念です。

http://www.mp3.com/albums/254486/summary.html

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