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不条理音盤委員会 347 Readymade 「One Point Red」
- 2006/04/17(Mon) -
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カナダ・バンクーバー出身のReadymadeが2001年に発表した2ndアルバムです。シューゲイザー的なディレイ・ギターをメインに切なくも哀愁漂うアコ・ギや浮遊するようなシンセといったエレクトロニクスを絡ませた音を背景に、虚ろな表情で呟くように歌うArchのヴォーカルが流れていくというコンセプトは美しいとしか言いようがありません。幽玄とも換言出来そうなこの音響世界は決して密室的ではなく、輪郭のはっきりしないぼやけた音の中をまるで低空飛行でもするかのごとく、ゆっくりと心に沁みていくような気がします。シンプルなアコ・ギのカッティングとそれにまとわりつくようなシンセの組み合わせが永遠に続くのではないかと錯覚してしまう「Peacetime Boom That Never Ends」、ギターノイズを従えてくぐもったヴォーカル処理が施された「Lightstrands」、不規則なドラムに導かれ、時折聴かれるピアノの響きも美しい「Cold Lamping」、サイケデリックで雄大な雰囲気を感じる「Sam」、Blind Mr.Jonesにも似た雰囲気の「Blind Tomorrow」、幾重にも重ねられたシンセにかき鳴らされるギターの組み合わせが無常感すら覚える「No Longer Ortona」、タイトル通りにストリング系のシンセがアンビエントな音響空間を演出する「Terminal Sounds at Night」、UKインディー・ロックに通じるポップ・センスがあふれる「New People」、ヴォーカルとギターの深いエコーがまるで深海の中から響いてくるような「Adrift Ambition」、金属的な音のシンセ、打ち込みのループとArchのハミングが印象的な「Block Alone」まで、霧の中の世界を漂うような錯覚を覚えてしまうようなトリップ感を兼ね備えたアルバムという気がします。

公式HPはこちらから(数曲DL出来ます)
http://www.readymade-yvr.com/
試聴音源はこちらから
http://www.zunior.com/product_info.php?cPath=104_139&products_id=201
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