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不条理音盤委員会 583 Rare Air 「Primeval」
- 2008/09/01(Mon) -
先日、コンビニでパンを買った時の話。
何気に裏面の原材料の表記を見たら、「遺伝子組み換えの大豆を使っています」と書かれていました。このご時世では使ってないのが普通だと思っていたので、ちょっと驚きました。

1104.jpg

と、いうわけでカナダ出身のRare Airが1989年にリリースした5枚目のアルバム「Primeval」です。4枚目の「Hard To Baet」と共に国内盤も出ていましたので、名前くらいは知っている方も少なくないと思いますが。。。。
パイプ奏者のGrier Coppins、やはりバグパイプとフルート担当のPatrik O’gorman、ドラムとパーカッションのTrevor Ferrierというスコティッシュ系の3人に、日系カナダ人でギターとベースのDick Muraiを加えたこの4人組のRare Airは欧米のメディアでは「ケルティック・ファンク」とか「アフロ・ケルティック・ロック・ジャズ」と称されていたようですが、まさにそういった評価通りにケルト音楽の様式美を残しながらの自由な発想に基づくラジカルでフリー・ミュージック的な局面も兼ね備えた演奏を展開しています。
Dick Muraiのアグレッシヴなギターを全面的に打ち出しながらケルト+アフリカの要素が炸裂する痛快な「Fouth World Reel」、尺八風に奏でられるPatrikのフルートや、後半部のインドともケチャとも言えそうな奇妙なコーラス・ワークなどにアジア的な色彩がうかがえる「Jungle」、Rolanad Kirkの曲を大胆にアレンジしたジャズ・ムードあふれる「Volunter Slavery」、軽快なケルティック・フュージョン風の「New Swing Reel」、スイング感を重視したインター・ミッション的な「O’Grady’s Little Italy」、ファンクっぽいベースの上を各種楽器が表情豊かに舞う「Chicago Shopping Mall」、オリエンタルなメロディーにブルースっぽいフィーリングをミックスさせた「Behind The Garage」、疾走するパーカッションとチョッパー・ベースが唸る小品「Hipbone」、スコティッシュへの回帰を立体的にイメージしたような「Highland Life」、妙にドラマティックでロマンティックな展開を聴かせる「Dreaming The Other Side」まで、ある意味やりたい放題ともいえるのですが、その根底には移民の子孫であるケルトへの憧憬と都市生活者である自己との対話がしっかり成されていて、そこから生み出されるエモーションのようなものを音楽として表現したのではなかろうかと推定したりもします。いわば「生の律動」ともいうべきエネルギッシュなものを感じさせる一枚だという印象があります。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/Primeval-Rare-Air/dp/B000005CNZ

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