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不条理音盤委員会 571 Atahualpa 「Ritmo Andino Amazonas」
- 2008/05/23(Fri) -
年度が替わると、各方面でも担当者が変わっていろいろと苦労することが多い片桐と言います。
先日の給料日の昼に美由紀ちゃんと御飯を食べに行こうと思ったら、玄関先にズラリと美女軍団が並んでおりました。何事かと思っていたら、それぞれ保険会社の新人さん達でした。おそらく研修の一環かと思われるのですが、お姉ちゃんがやってくるのも3か月だけで、下手に契約を結んだりしたらあとはおばちゃんが担当になってしまうことを身に染みて知っているので基本的には相手にしません(笑)。

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と、いうわけで、Claudio Collino、 Piero Pizzul、 Mario Pinosaの3人といえば、イタロ・ハウスの名門DFCの音盤でよく名前を見る方々なのですが、この3人がAtahualpaという名義で作成したアルバムの2枚目です。いかにも胡散臭そうなユニット名からピンとくる方も少なくないのでしょうが、アンデス地方のいわゆるフォルクローレをハウス仕立てにしただけのお気軽盤で、ラテン系らしくよそ様に真面目に演奏させた音源を好き勝手にいじり回しただけという、その姿勢には中南米音楽ファンからの非難が殺到しそうなのですが、所詮根がおちゃらけ者の片桐にとってはこういう音に心を魅かれてしまうのであります。アンビエント・ハウス風やラテン音楽のもつ軽快なリズムをベースにしたものが多い中で、「Chan Chan」のようにヒーリング・ミュージックのようにも聴こえる曲や「Islas」のような環境音楽っぽい曲もあり、世間であれだけEnigmaがもてはやされているのですから、このユニットももっと一般ウケしても良いのではないかとも思ったりするわけなのでもありますが、要はクラブが好きな人でもこれじゃ、踊れないというDFCにしてはシリアス過ぎる(笑)サウンド・プロダクションがネックになっているのかとも思ったりもするわけです。とはいうものの享楽的な魅力がつまっているこのアルバムを流しながらお姉ちゃんを口説くには充分すぎるのであります。

試聴音源はこちらから
http://www.emusic.com/album/Atahualpa-Ritmo-Andino-Amazonas-MP3-Download/11001239.html


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コメント
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>goglemanさん
・・・さすがにお目が高いですね。このユニットの前のアルバムはもうイケイケ(死語)のイタロ・ハウスだったのですが、今作では割とヴァラエティに富んだ感じです。
確かにスエニョは踊るよりはじっくりと聴いてみたいタイプではあります。
2008/05/25 00:21  | URL | 片桐真央 #-[ 編集] |  ▲ top

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これはイイですね(笑
このなんちゃって加減は秀逸です。たしかにラテンネタorラテンノリのイタロハウス、という所は立派にDFCのレーベルカラーに合ってますよね。
やっぱりスエニョとかモレナスとかハブブランド!(リツモなんとか…)とかは好きでした。
お姉ちゃんを口説けるかどうかは別として(笑)BGMとしても優れものですね。
2008/05/24 23:55  | URL | gogleman #-[ 編集] |  ▲ top


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