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不条理音盤委員会 431 t.A.T.u 「200 km/h in the Wrong Lane」
- 2006/10/15(Sun) -
暴論や極論といったものは基本的に事実を踏まえて語るから面白いのであって、対象となる事象をいかに常識とは異なって展開させるかという点に視点を置かなければならない筈である。そういった基礎的な作業を怠ったような発言はネットの中に無数に存在するのであるが、こういった発言をする人は実生活でも同様の行為をしているのだろうか?独断と偏見を実生活に持ち込めばきっとトラブルになるのは必至である。普段出来ないことをネット社会で行っているというのであれば、HPやBlogは一種のストレス解消装置機能をも備えているということになる(そんなわけあるか!!)。

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というわけで、一時期その音楽よりもスキャンダル性で一躍ヨーロッパと日本を騒然とさせたLena KatinaとJulia Volkovaのモスクワ発のガール・ポップ・デュオt.A.T.uの1stアルバムの英語ヴァージョンです。そもそも彼女たちの妖艶でミステリアスなイメージは、グループのプロデューサー兼マネージャーであるIvan Shapovalovにより入念に創り上げられているのですが、音楽そのものは80年代のエレ・ポップの焼き直しに過ぎないという批判が大半でした。ロシア語ヴァージョンはその独特の発音のせいもあってかなり斬新に聴こえましたが、さすがにこの英語版になるとそういった批判が的を得ているのにも納得できるような気がします。Trevor Hornが絡んでいるとはいえチープなエレクトリック・ディスコ風のサウンドは安易ではあるのですが、そのフェイクぶりが逆に心地よいような気もします。豪華なエレクトロ・サウンドにのせて許されない愛を声高に歌った「Not Gonna Get Us」、PVも賛否両論ながら音楽的にはアコ・ギやストリングといった生音の響きが美しい「All The Things She Said」、某曲のサビを大々的にパクった「Show Me Love」、アンビエントな囁き系バラードの「30 Minutes」、The Smithの名曲を割とストレートにカバーした「How Soon Is Now?」、重厚なシンセ・サウンドとギター(サンプリング音?)の「Clowns (Can You See Me Now?)」、ルンバ・フラメンコを骨格としたようなシンプルな「Malchik Gay」、スラブ風のフレーズを奏でるサックスとロシア語のラップが交錯する「Stars」、英語ヴァージョンよりも二人の感情がより強調されるような印象のある「Ya Shosla s Uma」「Nas ne Dagoniat」などなど、たとえ作り物と言われようともガール・ポップという面ではよくできた作品だと思います。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/552731/summary.html
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