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不条理音盤委員会 432 Neneh Cherry 「Raw Like Sushi」
- 2006/10/17(Tue) -
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Don Cherryの娘という肩書きはどこまで有効なのか知りませんが、幼いころから世界各地を放浪し、その後にはThe Slits、Rip Rig&PanicやFloat Up CPといったUKの先鋭的なミュージック・シーンを駆け抜けてきた印象のあるNeneh Cherryが1989年に発表したソロ第一弾のアルバムです。過去の経歴からするとちょっと大人しい音になっていて、クールなフィメール・ラッパーでもなく、Hくさいレディ・ソウルにもなりきれていないという、いかにもUKらしい中途半端なクラブ・サウンドに身を包んだ彼女の野生児っぽいその面影とのアンバランス加減は非常に面白かったのですが、正直言って当時としてはハイセンスでお洒落な感覚に仕上がっていたこのアルバムとNeneh Cherryという人のイメージとのギャップが大きくて面食らってしまったというのもまた否定できませんね。「Buffalo Gals」を大胆に引用したBomb The BassことTim Simenonがプロデュースしたヒップ・ホップ+ラップ歌謡の「Buffalo Stance」、ヒップ・ホップ色が強いながらも優雅なメロディーを丁寧に歌う「Manchild」、Scritti Polittiのようなデジタル・ファンクっぽい「Kisses On The Wind」、ソウルっぽいベースの太い音が印象的な「Inna City Mamma」、アフリカ色が濃いサンプリング?にディープなサックスが絡むラップ・ナンバー(イントロの「ドモ、アリガト~」ちゅうのはなんでしょうかね)の「The Next Generation」、タメのきいたリズムが心地よいファンク・ナンバー「Love Ghetto」、ちょっとダブにも通じる音つくりの「Heart」、サイケデリックな雰囲気がほのかに漂うハウス的な「Phoney Ladies」、サンプリングを駆使したヒップ・ホップ風歌謡曲「Outre Risque Locomotive」、アシッド・ジャズ的な音にラップをかぶせたような「So Here I Come」、ブラスのサンプリングとテクノ音の交錯が妙に生々しい「My Bitch」まで元気いっぱいのNeneh Cherryの弾けるような歌声が楽しめる一方で、彼女らしさという点ではちょっと不満を覚える作品でもあります。これ以降の作品ではスピリチュアルな路線に進む彼女の第一歩と思えば仕方がないのですが、ちょっと表面的なヒップホップ的な解釈には???というのが正直な感想です。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/22113/summary.html
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