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不条理音盤委員会 433 Betty Boo 「Boomania」
- 2006/10/18(Wed) -
この世の中で一番怖ろしいのは無知ではなく、無知を知りながら無知を続けることである(Luna.M「クロアチア人からの手紙」4章7節)。
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というわけで英国とマレーシアのハーフでエキゾチックな美女Betty Booの1990年のデビュー・アルバムである。裏ジャケやインナー・スリーブには60年代風のアメコミ的なイラストの彼女が描かれているのだが、流れてくる音は70年代的なR&Bをベースにラップやヒップ・ホップ、ハウスといったダンス・ポップを視点に入れたハッピー・サウンドである。無論Rhythm Kingレーベルということもあって確信犯的であるのは言を待たない。ここしばらくは音沙汰がなかったのであるが、今年になってBlurのAlex Jamesとのデュオ・ユニットWigwamで復活を果たしたようである(My Space.Comで聴くことが可能である)。ハモンドやブラスをフューチャーしたポップ感覚あふれるラップ・ヴォーカル・ナンバー「Where Are You Baby?」、ABBAの曲を下敷きにしたと思われるメロディアスでオーケストラ・ヒットも活躍する「Hey DJ/I Can't Dance (To That Music You're Playing)」、R&B色が濃い自画自賛的な「Boo Is Booming」、エスニックなフレーズも飛び出すディスコ・タッチのインスト曲「Boo's Boogie」、エレクトロ・ソウル・タッチの「24 Hours」、アンビエント・ハウスの先駆けか?と勘繰りたくなるソフトな感じのヴォーカルが印象的な「Valentine's Day」、アシッド・ハウスの初期形態であるチープなテクノ風ナンバーの「Doin' The Do - King John 7" Mix」、ちょっとグルーヴィーな感覚が楽しい「'Till My Last Breath Doin' It To Def」、エレクトロニカ風の音にウィスパー・ヴォイスという反則技の「Don't You Know What To Do」、アフリカを感じさせる鳴りもの類とシンセベースの絡みが心地よい「Shame」、ラテン+ファンクといった感じの「Mumbo Jumbo」、オリエンタル風の歌メロの「Leave Me Alone」まで舌足らずのコケティッシュな歌声に酔えるアルバムになっている。もっともアルバムを通して聴くにはやや単調すぎるきらいもあるし、初期ハウス・サウンドの欠点として挙げられる画一的な音つくりと硬直したリズム感覚は如何ともし難いのであるが、そういった点に目を瞑って割り切って楽しんで聴くしかないのであろう。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/1485/summary.html
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