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不条理音盤委員会 437 Ijo 「Computer Pop」
- 2006/11/04(Sat) -
つかのまの祝祭の終焉の間際に、別れを惜しんで雑踏の中にたたずみながら、言葉を交わすこともなくただ黙って互いの顔を見つめていた。携帯電話のメールが入り、そこには君からの伝言が映し出される。「また、会おうね・・・?」、僕は照れながら「また会おうね。」と君に返信する。目の前にいるのに口に出せない言葉を代弁してくれる文明の利器に二人で感謝しながら、手をつなぎもせずに駅へと向かった。

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な~~んてね。というわけで「GOOD FORTUNE」のオオシマさんに教えてもらったリトアニア出身のIJOことAudrius Vaitiekūnasさんがネット・レーベルであるStemosから発表した2ndアルバムです。水泡のような音に淡い音が静かに重ねられていく神秘的なイメージを連想させる「Coral Sea」から始まり、ちょっと懐かしい感じのフュージョン・タッチの(それにしてはアヴァン系の鳴り物が入っていますが。。。)「Gartenn」、リズム・パターンが刻々と変化していくさまが面白い実験的な「Minor Street」、かなりギクシャクした変則的な拍子のジャズ・フュージョン・タッチの「Planetary 4」、キラキラとしたシンセのリフレインに軽めのブレイク・ビーツをかぶせた「Nook_148」、女性の声とスクラッチ風の音(共にサンプリング?)をフューチャーしたヒップ・ホップにも通じる感覚が心地よい「Play」、メロウでメランコリックな雰囲気が漂う割と都会的なセンスあふれる「Torroko」、ピアノの音が主導権を握る中で不安感を扇動するような音が次々と現れては消えていく「Song Of Tyree」、タイトルとは裏腹に陰鬱な電子音が交錯していく「Have A Nice Day」まで、手作り感覚あふれるエレクトロニカという印象が強い作品なのですが、全体的に不思議と冷ややかな印象も同時に受けます。まるで霧の中から聴こえてくるような錯覚を覚えるのは彼がリトアニア出身だからでしょうか??

この作品は以下のアドレスからDLできます。
http://www.sutemos.net/en/
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