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不条理音盤委員会 558 細野晴臣 「PHILHARMONY」
- 2007/12/28(Fri) -
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YMOの活動中はソロ・アルバムを制作しないと明言していた細野晴臣さんが1982年に突如として発表したソロ・アルバムです。最近のSketch ShowやHASでのエレクトロニカ路線や、自身名義での歌モノ路線もまた評価が高い細野氏なのですが、このアルバムは当時Alfa内に作ったYenレーベルの下、プライベート・スタジオのLDKで制作されたテクノとミニマル、アンビエントをうまく融合させたといった雰囲気で、全体的に作風がYMOの「TECHNODELIC」に近い印象があります。Prophet-5やMC-4といったお馴染みの機材の他にEmulatorとLinn LM-1をも多用しリラックスしたフットワークも軽やかな音を奏でてくれています。
笛の音のような奇妙なイントロから「Pi・Pi・Pi・Picnic・・・・」のヴォイス・サンプルが縦横無尽に展開していく「Picnic」、お馴染みの曲をテクノ・ポップ風にカバーした「フニクリ・フニクラ」、細野さんが沖縄県の竹富島で見た蛍を思い起こして作ったというガムラン・ゴングを使った美しい音色の「LUMINESCENT/HOTARU(ホタル)」、高橋幸宏氏が叩くタイトなドラムのリズム感をあえて捻じ曲げたようなファンキーな感覚が楽しい「Platonic」、短いフレーズが延々と繰り返されるミニマル・テクノ風の小品「In Limbo」、やはりテクノ・ファンクな「L.D.K」、猫の鳴き声やゴング、あるいはその場にいた人のノイズなど、様々な音をコラージュ・ミックスした細野流のユーモアがあふれる「お誕生会」、YMOのナンバーにも通じる味のあるとぼけたヴォーカルを聴くことができる「Sports Man」、演奏しながら発作的&即興的に録った曲という「Philharmony」、インダストリアルな雰囲気も兼ね備えたアンビエントな「Air – Condition」まで、まさに私的な趣味を存分に発揮させながら、細野さん自身のテクノに関するこだわりをてんこ盛りにした一枚だという気がします。テクノ・ポップとは何か?という問いかけに対して、必ずしやその答えを提示してくれる一枚だというのは言うまでもありません。
それにしても、こういったシンプルなテクノな曲、最近は少ないですね。。。。。

試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1553301
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