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不条理音盤委員会 533 The Deighton Family 「Mama Was Right」
- 2007/09/11(Tue) -
「South Yorkshire Indonesian Dutch Cajun Folk Pop」というキャッチ・フレーズを打ち出したこのThe Deighton Familyは英国人であるDaveとインドネシアとオランダのハーフであるJosieというDeighton夫妻と彼らの5人の子供たちによるヨークシャー在住の文字通りのファミリー・バンドで1990年発表のこのアルバムが2枚目になるようです。エレクトリック・ギター以外はアコースティック楽器でのアンサンブルなのですが、カントリー系のストリング・バンドにフルートを加えたような、なんとも形容しがたいゆったりとした演奏が多く、また奥さんのJosieさんの出自に由来すると思われるハワイアンやクロンチョン風のエッセンスが、トラッド/カントリーをメインとした演奏に微妙な色合いを施していて、Daveさんの朴訥なかすれ声のヴォーカルと共にちょっとトロピカルながらも涼しげなイメージをもたらしてくれます。

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E..Claptonの曲をトラッド+レゲエ風にアレンジした「Wonderful Tonight」、疾走感満点のリール「Soldiers Joy」「Cotton Eyed Joe/Mag Pie」、ほのぼのとしたカントリー・タッチの「Mama Was Right」、ジャズ・スタンダードの名曲をクロンチョン的なアレンジで処理した絶妙な味わいのある「When You’re Smilin」、ブルース風の「In My Time Of Dyin’」、マンドリンのフレーズがやはりトラッドではなく、ほのかに東南アジアっぽいような「Farther Along」、リズムのはね方も楽しいジグ・ナンバー「Castle Kelly」、テックス・メックス風にも聴こえる「Bonaparte’s Retreat」、スライドさせたギターの音がやはりクロンチョンを連想させるような「Many Good Man」、ブルー・グラス風の軽快な演奏も快い「The Miser/Taxman」「Cotton Patch Rag」、何ともいえないハイブリッド感覚に絶句してしまう「Salvation Railroad」、美しいティン・ホイッスルの音色が印象的な「Slow Air(The Little Field Of Barley)」、ブルース・タッチながらトラッドの要素をたくみに織り込んだ「Freight Train Blues」まで、歌も演奏もあまり上手とは言えないのですが、響いてくる欧米的な音の中にアジア的なものを発見する楽しみというものもある不思議な一枚ではないかと思うのです。

試聴音源はこちらから(Nap Starでもこのアルバムを聴くことができます)。
http://www.amazon.com/Mama-Was-Right-Deighton-Family/dp/B0000003T0/ref=pd_bxgy_m_text_b/104-4161275-8491161

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