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不条理音盤委員会 528 Gene Loves Jezebel 「Promise」
- 2007/08/01(Wed) -
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まだまだ続くゴシック/ポジティヴ・パンク・ムーブメント絵巻第3弾です。
今までダークネス・オンリーだったこの世界に一大旋風を巻き起こしたのがJullianne Regan率いるAll About Eveでして、彼女はその美貌に加えて、単調と揶揄すらされていたこのムーブメントにクラシカルな要素とトラッドのエッセンスをまぶした1stアルバムで一躍ゴシック系の方々のハートを鷲づかみにしてしまったのは承知の事実で、MissionのWayne Husseyなんぞは彼女にメロメロだったという逸話も残っておりますが、そんなJullianne Reganを口説き損なったというか、見事にフラれてしまったのがこのGene Loves Jezebelというわけで、初期のシングル「Shaving My Neck」では彼女がベースとピアノ、コーラスで参加していたのでした。
そんなわけで、JayとMichelという美貌の双子のAston兄弟をフロントに据えたGene Loves Jezebelの83年の1stアルバム「Promise」です。一般的にはこの次の「過ちの美学」の方が人気が高いのですが、片桐的にはこのアルバムのいかにもといった雰囲気が好きなのであります。暗くうねるようなリズムと意外とアグレッシブなビートを刻むリズム隊を尻目に、モノクロームなフレーズを空間に放射するが如きあくまでも刹那的なギター、妖艶でありながらも決して感情を発露させないヴォーカルと、どちらかというとBauhausを大いに意識したようなサウンドなのですが、そのような中でも決してポップな感覚をまぶすことを忘れないという点が当時のバンドの中では傑出していたのでは?と思います。もっともポップといっても開放的なものではないのはいうまでもなく、密室の中での自閉された自己満足的なものであって、そこに微妙なロマンティシズムをふりかけることによって、かろうじて聴く者とのコミュニケーションを維持しているという極めてギリギリのところで退屈と紙一重という印象もあります。とにかくどの曲でも聴かれるメタリックでサイケデリックなギターの音色と絡みつくようなヴォーカルがこのアルバムの特色なのですが、この暗闇の中で光芒を放つネオンライトのような作品の中で、妙に一人気を吐いているドラムのChris Bellさん、この方元々はThompson Twins ~ Spears Of Destinyで叩いていた人だったんですね(笑)。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/6838324/a/Promise.htm


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コメント
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>goglemanさん
・・・Julliane Reganという方は結構いろいろとバンド前にやっていて、何とかしてメジャー・デビューしたくてたまらないという一面もあったようです。彼女のバイオはファンクラブのHPが面白いのですが、まさに「かわいい顔して、あの娘、割とやるもんだね~と」という超有名曲の1フレーズが思い浮かびます。

>音色やマイナーコード進行的なアレンジが特に単調なジャンルだと思うので、アルバム一枚通して聴くのは個人的にはきついです。
・・・ゴスはあくまでも雰囲気的なものを楽しむべきであって、ライブでも見ると違うのですが、音盤そのものは確かにきついものがあります。結局はキャラ勝負なんですよね。
2007/08/03 21:49  | URL | 片桐真央 #-[ 編集] |  ▲ top

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こんばんはーこの1st持ってたはずなので、必死で探しましたけど見つかりません。でも懐かしいですね。
前段のゴシック痴話騒動話?、さすがの情報です。ゴシックならぬゴシップとして(うわっ)面白かったです。たしかに美形兄弟でしたよね。

>密室の中での自閉された自己満足的なものであって、そこに微妙なロマンティシズムをふりかけることによって、かろうじて聴く者とのコミュニケーションを維持しているという極めてギリギリのところで退屈と紙一重という印象もあります。

これも深い考察恐れ入れいます。特に退屈と紙一重というのは解りますね。音色やマイナーコード進行的なアレンジが特に単調なジャンルだと思うので、アルバム一枚通して聴くのは個人的にはきついです。

ただこの再発盤2枚組みCDは、懐かしさも手伝って、欲しいですね(笑
2007/08/03 18:47  | URL | gogleman #-[ 編集] |  ▲ top


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