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不条理音盤委員会 691 Spirea X  「Fireblade Skies」
- 2011/07/17(Sun) -
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Primal Screamの1stアルバム「Sonic Flower Groove」はギター・ポップの中でも奇跡的な名盤だと思うのですが(その割にレビュってないだろうという突っ込みは却下)、そのアルバムを全曲Bobby Gillespieと共に共作し、また儚くも美しい12弦ギターの音を聴かせてくれていたJim Beattieがプライマル脱退後に新たに始めたのがこのSpirea Xです。
シングルを2枚とこの「Firebkade Skies」を4ADから発表した彼らの音はまさに「Sonic Flower Groove」の発展形と言っても間違いはなくグルーブ感と甘酸っぱいポップなメロディが同居しているというギタ・ポ好きにはたまらない一枚です。
あっという間に終わってしまうセミ・アコのギター・カッティングも心地よい「Smile」、ドリーミーなメロがダンス・ビートに乗せて歌われる「Nothing Happened Yesterday」「Speed Reaction」、やはりハウス・ビートにやや攻撃的なギターを被せてモノローグ風に歌われる「Rollercoaster」、2本のギターと逆回転の音が浮遊感を表現した前半部から、インド風の音階を使ったサイケデリックな雰囲気を漂わせた後半部という「Chlorine Dream」、もはや奇跡的な美しさとしか言えない夢見心地あふれる「Fire and Light」「Sunset Dawn」、シューゲイズされたノイジーなギターがダブ風に展開されるインスト曲「Spirea 9」、ブルージーな味つけがまぶされた「Confusion in My Soul」、西部劇風のフレーズがギターで奏でられる「Signed D.C」、マッド・チェスター的な「Sisters and Brothers」「Spirea Rising」まで、90年型ギター・ポップの全てのエッセンスが濃縮された素晴らしい一枚になっていると思います。
とにかくの美メロの連続で、12弦ギターのコード・ストロークから紡ぎだされる音は透明かつ清冽なサイケデリアに富んだもので、そこにJim Beatieの呟きとも囁きともいえないヴォーカルとJudith Boyleのはかなげなコーラスが絡み合う様はまさに別天地への誘いとも呼べるものでしょう。ある意味いかにも4ADっぽい作品です。
惜しむらくはこのアルバム、リリースの年代がちょっと早すぎましたね(笑)。
この微妙感は受け入れられるにはマッド・チェスターはあまりにも大きな障壁でした。
JimとJudithはこの路線を更に発展させるためにThe Adventure In Stereoを結成することになります。
試聴音源はこちらから
http://www.amazon.co.uk/Fireblade-Skies/dp/B001MTZB0C/ref=sr_shvl_album_1?ie=UTF8&qid=1289209856&sr=301-1





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