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不条理音盤委員会 690 Lizzy Mercier Descloux  「Mambo Nassau」
- 2011/07/14(Thu) -
mambo_nassau.jpg

80年代NYのアンダーグラウンドなシーンで咲いた仇花とも言えるフランス人Lizzy Mercier Desclouxさんが81年にリリースした2枚目のアルバムです。
Patti Smithとも親交があった彼女の作品はファンクを軸としながらもNo Wave的な感性を大きく取り込んだモノが多く、下手ウマなヴォーカルと先鋭的な音、そしてアフリカンやファンカラティーナといった要素をミックスさせた独特の風味を持つもので単純なポスト・パンク的な音というよりはNo WaveでありながらNew Wave(何じゃ、そりゃ)といった感のある極めてモノクロームなカラフルさ(どういう意味合いぢゃ)といった印象があります。
このアルバムはNWの拠点とも殿堂とも称されたバハマのコンパス・ポイントで収録され、共同プロデューサーとしてファンク~レゲエ方面の達人Steve Stanley、バック・アップとしてこれまたコンパス・ポイント独特のキラキラ・シンセを弾かせたら天下一品のWally Badarouを招いての自由奔放なLizzy ワールドが展開されています。
アフロ風の男性コーラスと鳴り物系パーカッションを従えてLizzyさんがわめき続ける「Lady O K'pele」からスタートして、鋭利なギターのフレーズが繰り返される、ダブっぽい「Room Mate」、カリプソ+ファンクといった雰囲気の「Sports Spootnicks」、骨太のベース音に様々な音が重ねられていく「Payola」、ニーノ・ロータの曲をトイ・ポップ風にカバーした「Milk Sheik」、Kool & The Gangの名曲を賑やかにカバーした「Funky Stuff」、レゲエ+ファンクをミックスさせたリズム感覚が楽しい「Slipped Disc」、インチキっぽいジャズ風味の「It's You Sort Of」、Zouk初期を思わせる陽気なカリブ海的なサウンドのインスト曲「Bim Bam Boom」、マンボというよりはルンバに近い「Five Troubles Mambo」まで、とにかくやりたい放題といった印象もあるアルバムに仕上がっています。とにかく大半の曲では歌うというよりは喋っているような感じなのですが、彼女のコケティッシュな声の前ではどれだけエスニックな音を導入しようとも抗えない不思議な魅力があります。まさにストレンジとしか言いようがない楽曲なのですが、そこはかとなくNYぽいドラム(Bill Laswll~Materialっぽいような気もしますね)がコスモポリタンを自認していたLizzyさんらしいという気もします。
このアルバム後、ジャズやアンビエント風のアルバムを何枚か作った後に、画家として制作活動に勤しんでいたLizzyさんでしたが、2004年に癌で亡くなっています。ある意味生まれるのがもう少し遅かったらかなりの人気を博していたことでしょう。
現行のCDではボーナストラックを加え、ジャケも変更されていますが、やっぱりオリジナルのジャケットの方がいいですよね。。。。。?
試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/Mambo-Nassau-Lizzy-Descloux/dp/B0000TEUG6





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