2018 06 ≪  07月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2018 08
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
不条理音盤委員会 515 Zoviet France 「Look Into Me」
- 2007/07/03(Tue) -
ちょっとした出張の筈だったのに、出先でついつい本業以外のことで盛り上がってしまい、ファミレス系焼肉店で晩御飯を食べた片桐と言います。その店に入って目が点になったことがありまして、それはボックス席で女子高生が制服のまま友達と二人で焼き肉を突っついていたということでありまして、別に制服姿の女子高校生が焼肉を食ってはならぬという法度も存在しないわけですが、テーブルの上にはカルビやらミノやらタンやらの大皿が並んでいて、それを次々と焼いては口にするという光景が結構迫力満点でチョイとビビった次第です。

look-CD(cover).jpg


というわけで、イギリスはNewcastle出身のポスト・インダストリアル・ユニットZoviet Franceが1990年に発表した14枚目のアルバム「Look Into Me」です。このユニットはかなりの数の作品を世に送っているわけなのですが、初期の頃のカセット作品は木の板や布紙、あるいは陶器というジャケット?に入っていて、場合によってはカセットが取り出せないとか、保管に非常に邪魔くさかったということでも有名なのですが、今となっては全作品全てCDで聴けるようになったというのですから、世の移ろいも結構捨てたものじゃないなぁ~というような気がします。まぁ、そういうユニットですから、当時はメンバーの名前やタイトルといったインフォメーションも皆無だったのですが、これまた自身のWebで面子を紹介したりしていて、このアルバムではBen Ponton、 Mark Spybey 、Robin Storeyの3人が制作に関わっているようです。元々オリジナル・インダストリアル・サウンドの実験精神を継承しながら輪郭の不明瞭なハーシュ・ノイズ的な音を出し続けてきた彼らですが、このアルバムでも基本的には土俗的な要素をエレクトロニクスで翻訳したようなコンセプチュアルな音響工作的なトラックが主体となっていて、そのアンビエントに構築された高次元的な感覚は中期NEに共通するような印象があります。様々な非現実的な音をコラージュし続けた、いかにも彼らしい24分にも及ぶノイズ・マンダラ的な大作「Cair Camouflet」でこのユニットに対する評価は個人的には★★★★★の片桐なのですが、もうこの段階で大半の人は聴くのを諦めてしまうのは間違いないと思います。続く「LevenSwitch」は教会音楽を連想させ、女性の呟きをひたすら重ねていった「At The Moment」、エフェクトをかけた鳴り物が闊歩する「Fidgety Foot」、ヴォイス?に極端なエコーをかけて不安を煽り立てたあとで、突如として笛の音(軋み音かも・・・)が挿入される「Low Creeper」、脈動的なパーカッションに子供の声にように聴こえる変調されたヴォイスが絡む「Melangell」、ヴォイスのループが自由に音像の定位を変えていく「Look Into Me」、エスノ的な音をテープ処理した「Amadan」といった具合にある程度同じ素材を使いながら、それに様々な加工を施した一種のミュージック・コンクレート的な意味合いも含む作品なのですが、当然の如く万人にお薦めできるものではありません。
でも、鬱のときに聴くと結構救われる気になるのですが。。。。。


スポンサーサイト
この記事のURL | Experimental/Avangarde | CM(6) | TB(0) | ▲ top
<<不条理音盤委員会 516 Human League 「Dare!」 | メイン | 不条理音盤委員会 514 Steve Reich 「Music for a Large Ensemble」>>
コメント
- -

>goglemanさん
・・・音だけはCDで再発されていますが、特殊ジャケットは無理でしょうね(笑)。意外と本人たちのところに売れ残ったりしていて。。。。(爆)。
2007/07/05 23:07  | URL | 片桐”与太郎”真央 #-[ 編集] |  ▲ top

- -

画像ありがとうございます。楽しみました&いっそう欲しくなりました。無理でしょうけど。。。
でもレーベルは有名なStaalplaatなんですね。再発とかしないかな。
2007/07/05 00:45  | URL | gogleman #-[ 編集] |  ▲ top

- -

>パイクマンさん
>陶器や木のケースに入ったカセットは聴かなくても(笑)持っていたいですね。
でも今ではプレミアがついてさぞかし値も高い事でしょう(ーー)
・・・当時でも↓のカセット3500円しました(当時のショップの値札がそのままついてある・・・笑)。今となってはRed Rhino自体が倒産したので、おそらく市場には出ていないと思います。マニアならよほどのことじゃないと手放しませんしね(笑)。
2007/07/04 22:54  | URL | 片桐真央 #-[ 編集] |  ▲ top

- -

>goglemanさん
>あえてその取り出せないようなカセットで、個人的には欲しいですね。
・・・取り出せないカセットは持っていませんが、麻袋に入っているやつは持っています。
ただ普通のカセットにロゴが入っているだけのライブ録音のようなもので、彼らのサイトにもインフォがないので、ブートかもしれません。
陶器のジャケット?の「Popular Soviet Songs And Youth Music」はこちらからどうぞ。
http://www.the-edge.ws/zoviet/releases/popular(cas).htm

・・・鬱だったり気が滅入った時には案外ダーク系を聴くことが多いです。無理にハイテンションな音楽を聴くとかえってディープな深みにハマってしまうので。。。。
2007/07/04 22:48  | URL | 片桐真央 #-[ 編集] |  ▲ top

- -

こんにちは。
ソビエトフランスは「フールズメイト」でよく名前を見掛けていた気がします。
聴く事はありませんでしたけど、読む限りは想像通りの音のようです(笑)

陶器や木のケースに入ったカセットは聴かなくても(笑)持っていたいですね。
でも今ではプレミアがついてさぞかし値も高い事でしょう(ーー)
2007/07/04 12:10  | URL | パイクマン #-[ 編集] |  ▲ top

- -

今話題騒然のソビエトフランスですね。
そんな変則形態のメディアで発表されてたんですね。CD時代とはいえ、あえてその取り出せないようなカセットで、個人的には欲しいですね。
この作品も良さそうですね。鬱のときに聴くと救われますか。うーん…やっぱり聴いてみたい。探します。
2007/07/04 00:24  | URL | gogleman #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://mao4735.blog85.fc2.com/tb.php/160-0a13a594
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。