2017 07 ≪  08月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 09
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
不条理音盤委員会 670 The Brilliant Corners 「Hooked」
- 2009/09/19(Sat) -

o305069.jpg

思えば、ネオ・アコースティックとかギター・ポップが流行していた時期は日本のバブル景気と連動していて、音楽の消費が一段と進行した時期と重なっていたような気がします。本国UKでさえあまり知られていなかったSarahやLa - Di – Daのシングルが日本で容易に手に入るというのも何故か不思議な状況でした。このBrilliant CornresもMcQueenというインディー・レーベルからアルバムを発表しているのにもかかわらず大型輸入盤ストアでは必ず入荷していましたね。このThelonious Monkの名曲から名前を借用したと思われるDavy Woodward(Vo、G)、Chris Galivin(B)、Winston Forbs(G)、Bob Morris (Dr) 、Dan Pacini(Key).の5人組が1990年に発表したこの「Hooked」は名盤の誉れ高い前作の「Joy Ride」の路線を踏襲したちょっとおとぼけ風味のサイコビリー的なエッセンスをまぶしたジャングリー系ギター・ポップが展開されています。そのひたすら究極にポップであり続けた良質でクオリティの高い曲の数々を聴いていると、ちょっとノスタルジックな気分になります。
大仰に録音されたドラムの音も微笑ましい「Long Long Way To Go」、走り回るベース・ラインにエッジの効いたギターが控えめにからんでくる「Where Are The Supremes Tonight」、ノイジーなギターの合間に呟かれるようにナナナ・コーラスがかぶる「The Pope The Monkey & The Queen」、効果的なキーボードの音が耳に残るミディアム・テンポの「Sandy Knows」、ギター・カッティングがファンク風味を添えている「Gone」、フォーク・ロック風の「Positively Lips」、スタジアム・ロックのパロディーかと思われる大げさなロック・ナンバー「Sam」、タイトルに即して多少ブルース色を加味した「Desperate Situation Blues Song」、軽快なR&Rナンバー「Heaven Inside Her」、歌われている内容のせいもあって陰鬱なギター・ラインが全編を支配する「Take The Gun」、まさにジャングリーといった感じのシャカシャカ・ギターとオルガンが印象的な「Subtle As The Bomb」、ネオ・サイケ風にギターを響かせた「Love Is Over」まで、やや単調ながらも安定したバンド・サウンドを従えての歌心あふれる一枚のような気がします。
こういうバンドは今の時代となってはもはや注目されることもなく、多くのUKギターバンドの一つとして埋もれていってしまいがちのは悲しい事実なのではありますが、例えばNirvanaのように間違った伝説化のようなことだけは避けてもらいたいものです。

「Long Long Way To Go」の音だけ。




スポンサーサイト
この記事のURL | Guitar Pop | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<瑣末的日常電視台 155 本日の「ハイサイおじさん」 | メイン | 不条理音盤委員会 669 The Wolfhounds 「Bright And Guilty」>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://mao4735.blog85.fc2.com/tb.php/1326-0421d548
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。