2017 03 ≪  04月 123456789101112131415161718192021222324252627282930  ≫ 2017 05
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
不条理音盤委員会 663 Antonio Sangiuliano 「Take Off」
- 2009/09/06(Sun) -
髪がちょっとウザくなってきたので切ろうと思った片桐と言います。
しかし、何故にどこの理容室でも「だいぶ伸びましたね~~」という挨拶から始まるのかが謎。伸びたから切ろうと思っているんじゃん!?という突っ込みは決してしてはならないのだろう、という暗黙の了解でもあるのだろうか?という疑問を覚えてしまいますね(笑)。

sangiuliano.jpg

と、いうわけでイタリアのソロ・キーボーディストAntonio Sangiuliano氏の唯一のアルバム「Take Off」(1978年)。
MoogやARPといったアナログ・シンセ、Mellotron、Clavinett、Harpsichord、Hammond、Pianoといった各種の鍵盤楽器を幾重にも多重録音した一大シンセ・オーケストレーション絵巻が次々に展開されていくのですが、打楽器奏者やソプラノ歌手のゲストを一部加えた氏の世界は決して難解なものではなく、クラシカルなフレーズにロックのダイナミズムを違和感なく融合させたスケール感の大きい作品になっています。
Mellotronのドーン・コーラスによる荘厳な印象のあるオープニングから、シーケンスぽいミニマル・パートを挟んでクラシカルなフレーズが美しく絡み合いながらコラール風に展開する旧A面全てを使用した「Time Control」、リリカルなイントロから、エキゾティックなメロディーとロック・ビートが交錯する展開部を経て、雄大なイメージを内包したカデンツァで幕を閉じる「Saffo's Gardens」、イタリアン・ロックの伝統を踏まえながらバロックとストラヴィンスキーが合体したような複雑なアンサンブルを経て、最後はタイトル通り飛翔していく(3.2.1というカウント・ダウンの声が入ります) 「Take Off」までテンションの高いインストの大曲3曲が収録されています。時代的なこともあってシンセの音色はかなり古めかしく感じられ、また極端なほどに大仰かつドラマティックに繰り広げられる演奏は冗長な側面も感じてしまうのは否定できませんが、どこか近未来的なSFのようなきわめてイマジネーションに満ちたアルバムだという気がします。
スポンサーサイト
この記事のURL | Progressive Rock | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<不条理音盤委員会 664 Ara Dinkjian 「Peace On Earth」 | メイン | 不条理音盤委員会 662 Che-SHIZU 「約束はできない」>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://mao4735.blog85.fc2.com/tb.php/1319-5dbe2188
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。