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不条理音盤委員会 644 マーラー 交響曲第7番「夜の歌」を聴いてボケとおしてみた。。。。
- 2009/06/23(Tue) -
みずほ:おめぇら、いづまでもいづまでも調子のってんじゃねえかんな。。。マーラーの第7番にはまだまだ多くの演奏があんだからな。。。
つばさ:調子のってねえしぃ~、って、赤いプルトニウムになっているしぃ~~。。。

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みずほ:んでば、まんずはサー・ゲオルグ・ショルティ指揮のシカゴ交響楽団のやつだっぺよ。
つばさ:って、それってどこの言葉?
みずほ:全体的に賑やかな感がするのがこのオケの持ち味らしいのですが、そこを存分に生かしたような金管楽器の鳴らし方や、厚みのある響きはまさにスカッとした爽快感のようなものを覚えます。。。
つばさ:「剃刀」と例えている方もいるようだね。。
みずほ:特に第5楽章のティンパニの響きはすごいです。。。
つばさ:まさに全力疾走で駆け抜ける狂乱の第5楽章は圧巻でしょう~~。
みずほ:その分緩やかなパートでの弱さを指摘する方もおられるでしょうが。。。その辺はまぁ、好みということで。。。「Hard To Say I’m Sorry」といったところでしょうか。。。。
つばさ:それをボケたかったわけね……(-。-) ボソッ。

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みずほ:マイケル・ティルソン・トーマス指揮のサンフランシスコ交響楽団の演奏に移らせてもらいますが。。。
つばさ:NTTとかSOSというボケはすでに出ているからね。。。
みずほ:十分それは承知しております。
つばさ:この方は「美しさの表現ということにかけては、他の追随を許さない極めぶり」と評す方もいるようで。。。。
みずほ:一瞬煌びやかにも聴こえるのですが、流麗な中にもマーラーへの愛情のようなしっかりとした視点を感じる確実性の高い演奏のような。。。。。
つばさ:リズムの処理がちょっと独特のような気が。。。。
みずほ:ライブ録音ということもあって、そういったところをより歯切れよくしたのではないかとも思いますが。。。
つばさ:また全体的に音が軽めとか、高音部の伸びの方が優れているのでは?という意見もあるようだけど。。。
みずほ:その辺は森本レオ氏のナレーションがしっかり要所を締めております。。。。
つばさ:入ってねぇ~よ(怒)。
みずほ:大変素晴らしく、隙をまったく感じさせないその姿勢には少々息苦しさすら覚えるけどね。。。
つばさ:濃密さという点ではピカ一なのかもね。。。。

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みずほ: ズデニュク・マーツァル指揮のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏というものも聴いてみました。
ぜひとも重盛さと美さんに言わせてみたい名前の方ですね、この方はwww。
つばさ:名演とか、これからのこの曲の指標となりうる、と評した方もいるようで。。。。
みずほ:どっしりとした重量感あふれる演奏ですね。オケの響きがとてもクリアで心地よいです。。。
つばさ:録音の良さなのでしょうか。。。。かなり前面にブラスが出てくるような印象もあります。。。
みずほ:録音のこととか言わないの~~♪てか言わせない~~♪
つばさ:今度は姫ちゃんかい……(-。-) ボソッ。
みずほ:全体的にはテンポはややゆっくりかなって気もしますが、メリハリの利いた小気味良い感があります。。とか言って~~♪。。。
つばさ:まだ、姫ちゃん続いているし。。。。で、最終楽章でのティンパニのもたつきがちょっと気になりますが。。。
みずほ:そういうときはサイモン・フィリップスに頼むのが一番!
つばさ:何でやねん!

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みずほ:リッカルド・シャイー指揮のロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の手によるマーラーの第7番ですが。。。
シャイという名前の割にはふさわしくないかなり明るい演奏ですね…思わずクラっとしてしまいそうですが。。。。
つばさ:歌心あふれるって気もしますが。。。もっとも鼻歌では歌えませんが(爆)
みずほ:ゲルギー親分の賑やかさとは一味違ったポップなマーラーな感じでしょうか。。。。
つばさ:最終楽章なんぞはもうお祭り騒ぎですもんね。。。
みずほ:第2楽章の緩急の切り替えはスリリングですね。。。。
つばさ:新境地なんでしょうね…このカラフルさは。。。。
みずほ:異端児がお好きな人にはぜひともおすすめです!
つばさ:第3楽章の頭の部分のヴァイオリンのチョーキングみたいな音が異常に気になるよね?
みずほ:ああ、あそこだけディディエ・ロックウッドが弾いているみたい。。。
つばさ:嘘こけ~~wwww

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みずほ:最後になりますが、ミヒャエル・ギーレン指揮の南西ドイツ放送交響楽団の登場です。
つばさ:これは友人某氏がお薦めのことですが。。。。。
みずほ:響きはかなり硬いのですが、良く鳴っているという感があります。
つばさ:ちょっと陰鬱なムードを強調し過ぎているような気もするね?
みずほ:冷静さと冷酷さが同居した、何とも言えないこのストリングの響きはどうなんでしょうね?
つばさ:理知的なのか、狂気なのか・・・・ちょっと判断つきかねますね・・・。
みずほ:打楽器類がそんな暗黒ムードをさらに増幅させているような。。。。
つばさ:うんうん、まさに「夜の歌」だね~~。
みずほ:一言で例えるならば「渋い!」というのが一番正しいかも。。。。
つばさ:堅実だよね・・って、ここでのボケは?
みずほ:ない!ネタ切れだもん。。。。。
つばさ:wwwwwwwwwwwwwww。

みずほ:やはり、一番初めということもあるんだろうけど、テンシュテット盤が一番聞きやすかったも。。。。
つばさ:フェルツ盤も聞き返してみると結構不思議な魅力を感じるよね?
みずほ:そうなんですよ、川崎さん(死語)。。。当初はナンジャラホイと思ったのですが、この大風呂敷広げた演奏姿勢が妙にハマってしまって、変態チックなオケの響かせ方もまたいいかな~って感じになってきましたね。。。
つばさ:そうなん?やはりシンフォニーは難しいね。。。。
みずほ:あくまでも印象批評ということで。。。。。
つばさ:本家本元の足元にも及ばないは承知の上での3回のボケ・レビューにお付き合いしていただいた皆さまに感謝感激雨あられでございます。
みずほ:あなた、あの子の部屋にURLが。。。。
つばさ:真面目にマーラーの第7番を聴いてみたいという方はゆうけいさんのところのレビューをご覧くださ~~い!
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コメント
- Re: タイトルなし -

>ゆうけいさん、おつき合いくださり感謝です。

> というわけで、度々紹介いただき恐縮ですが、こっちより沢山聴きこまれたその熱意に脱帽です<m(__)m>。U字工事も一目置く北の首都とはいえ、良くこれだけ集められたものですね。
…いやぁ、マジに疲れました(爆)。
アンケートを頼まれてから、ひと月マーラー続けでした(爆)。
今回のCDは最初に書いたとおり、クラ好きの友人から借りたものですが、結局なんだかんだと言いつつフェルツ盤は買ってしまいましたwww。
ゆうけいさんがお書きになっているように、クラ好きは複数持つのが王道らしいのですが、最初の3枚を返しに行った時に、他の演奏も聴いてみろやぁ~と薦められて結果的にこんな風に。。。。。

>「Hard To Say~」は素直になれなくてしばらく考え込みました(笑。
…さすがに気づいてくれましたかwww。
落としどころをどこに持ってこようかと悩みましたが、単に「シカゴ」ということで。。。。謝X100。

> ご指摘の如く超優秀録音という評価も高い一方、どこがええねんという方もおり、これまたかかわると火傷するので逃げました(笑。菅野先生も試聴会などではチェコは所詮田舎とか漏らしたと言う噂もちらほら(^_^;)。
・・・あはは、そうなんですか。。。
こっちはクラ素人&貧層オーディオ・システムなので、印象批評でバンバン言いたい放題です(笑)。
音は確かにめちゃクリアですね。。。

> そんなこんなでやっぱりバーンスタインです~、違うかっ!えっ、そっちでもこっちでも出ていないって(笑。
…う!言われてしまったぁ~~
バーンスタインもそのうち取り上げます(爆)。
2009/06/24 16:08  | URL | 片桐真央 #-[ 編集] |  ▲ top

- -

こんにちは~、色男のフェルツです~、はは、違うかっ!

というわけで、度々紹介いただき恐縮ですが、こっちより沢山聴きこまれたその熱意に脱帽です<m(__)m>。U字工事も一目置く北の首都とはいえ、良くこれだけ集められたものですね。「Hard To Say~」は素直になれなくてしばらく考え込みました(笑。

マーツァルはのだめカンタービレでヴィエラ先生をやってた方ですが、オーマニの間では録音家の江崎友淑氏(エクストンレーベル主宰)とのつながりで有名です。その江崎氏はオーディオ評論家の大元締め菅野先生とのつながりで有名です。というわけでご指摘の如く超優秀録音という評価も高い一方、どこがええねんという方もおり、これまたかかわると火傷するので逃げました(笑。菅野先生も試聴会などではチェコは所詮田舎とか漏らしたと言う噂もちらほら(^_^;)。

そんなこんなでやっぱりバーンスタインです~、違うかっ!えっ、そっちでもこっちでも出ていないって(笑。
2009/06/23 14:50  | URL | ゆうけい #PrUf/QBU[ 編集] |  ▲ top


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