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不条理音盤委員会 416 Orange Blossom 「Everything Must Change」
- 2006/08/28(Mon) -
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美味いという評判の店で冷やし中華を食べたのですが、さほどでもなくこれで700円とは暴利を貪っているにちがいないと怒り心頭に達している片桐です。というわけでアルジェリア移民2世のPJ Chabot(Vin)、Carlos Robles Arenas(Dr、Programming)、Leïla Bounous (Vo) 、Mathias Vaguenez (Per)の4人がフランスのナントで結成したOrange Blossomの2nd?アルバム「Everything Must Change」です。オリジナルは昨年所属しているBonsai Music(なんちゅう名前やねん)から発表されましたが、今年になって英国のレーベルがライセンスを獲得して世界的に配給されるようになったようです。基本的にはブリストル系のトリップ・ホップ的なサウンドとアラブ音楽を融合させたものなのですが、ジャケットに象徴されるようにその音響世界はPortisheadに通じるダークネスな雰囲気が濃厚で、流麗なストリングやエッジの聴いたギターからは中近東の香りと同時にサイケデリックかつゴシック・ロック的な味わいも感じられます。スクラッチとファンキーなギター・カッティング、ホーン・セクションに導かれてLeïla Bounous の物憂いヴォーカルとラップ・ヴォーカルが交互に展開される「Maldito」、アラブ歌謡色が濃いメロにエッジの利いたギターが交錯する「Habibi」、 レイヴ風のサウンドが妙に印象的な「Cheft El Khof」、ビッグ・バンド風のジャズ的な感覚をも併せ持ったレゲエ・ナンバー「Desert Dub」、アコーディオン、ダルブッカ、ストリングがライっぽい雰囲気の「Blama」、ゲスト・ヴォーカルのLassana Coulibalyが割と本格的なアラブ歌謡を歌う「Yazaman」、ドラムン・ベース的なリズムの「Denya」、トリップ・ホップ的に組み立てられた音にハードなギターが飛び交う「Nafsi」、神秘的で瞑想的な雰囲気が漂う「Souffrance」、レゲエ風の緩いリズムの間隙を縫うかのごとくアフリカ系のパーカッションが活躍する「Bendimina」、ダルブッカとズルナ?がメインのプリミティヴな「Ayoub」まで、意識的に抑制されたモノクロームなサウンドからは逆にイマジネートな印象を強く感じます。移民2世という立場からみた祖国の音楽を想像も交えて再現を試みたとも言うべきでしょうか、切り込んでくるギターのように易々と伝統の枠組みを飛び越えながらもどこかで郷愁を覚えてしまう彼らの思慕のようなものをそのまま音にしたのではないか?というのはうがちすぎでしょうか??

試聴音源はこちらから
http://www.bonsaimusic.fr/artistes/orangeblossom/orange_bio.html

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