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不条理音盤委員会 415 FELT 「Me and a Monkey on the Moon」
- 2006/08/27(Sun) -
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先日オオシマさんからいただいたコメントにあったFELTが1989年に発表した10枚目のアルバム「Me and a Monkey on the Moon」です。アルバムの制作前後にバンドそのものも解散を表明し、デビュー以来自分なりの表現方法を模索してきたLawrenceの最終到達地点としての意味合いも含んでいるためか、これまでの彼らの作品で聴かれた音が目いっぱいつまっているような印象もあります。Rose McDowall、Peter Asto、Robert Youngといったゲストを迎えて、Adrian Borlandがプロデュースを担当したこの作品はelからリリースされました。Lawrence曰く、「このレーベルのロゴを使いたかった」という単純な理由らしく、ジャケットのバンド・ロゴにはf el tと記されていますが、最後の最後でかなりお茶目なことをやってくれたものだと感心しますね。ストレートで優しい感じのポップ・ナンバーをEx: Strawberry SwitchbladeのRoseと共に歌う「曲目「I Can't Make Love To You Anymore」。軽やかなギター・サウンドの「Mobile Shack」、Martin Duffyのピアノに導かれて、Maurice Deebankのことを歌ったと思われる(歌詞の中の古い友達に会いに行こうと思う/もう何年も会っていないのだけど/僕らは一緒に曲を書きバンドをやっていた/本当はあいつの好みの音じゃなかった/だからあいつはバンドをやめてしまった/だけど僕は今でもここにいる、というのはやはりM.Deebankのことでしょうね。。。)「Free」、ネオ・サイケなギターに乗って、少年時代の奇妙な体験を歌う「Budgie Jacket」、クラビネットの響きが耳に残る素敵なラブ・ソング「Cartoon Sky」、LawrenceによるFeltの終了宣言ともとれるシンプルなロック・ナンバー「New Day Dawning」、いかにもFeltらしい呟き系ヴォーカル・ナンバー「Down An August Path」、キラキラしたギターとハモンド・オルガンという後期Feltの代表的サウンドの「Never Let You Go」、オルタナっぽいギターの音が特徴的な「She Deals In Crosses」、カントリー風の快いギター・サウンドの「Get Out Of My Mirror」まで、いつもと変わらない神経質的で繊細なギター・ポップが展開されています。FELTが音楽シーンに何か大きな功績を残したのかと言えば多分大したことはしていないと思いますし、永遠のB級バンド的な地位的な評価しかされないとも思います。しかしながら彼らはデビュー当初から解散に至るまで永遠に色褪せることのないエヴァーグリーンな輝きを持ち続けていました。数あるギター・バンドの中でも本当に繊細な歌声のLawrenceは希有の存在だったと思うのです。
試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/135300/summary.html
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