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不条理音盤委員会 401 Alec K. Redfearn And The Eyesores 「The Quiet Room」 
- 2006/07/31(Mon) -
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供述によれば片桐はプログレッシヴ・ロックというジャンルが好きらしい。以前アメリカのSamla Mammas Mannaという異名をほしいままにしたレコメン系ジャズ・ロック・バンドAOEBIC ENSEMBLEのリーダー兼アコーディオン奏者であるAlec.K Redfeanが新たに結成したユニットがThe Eyesoresであり、その彼らが2004年末に発表したアルバムがこの「The Quiet Room」であると、供述している。いわゆるジャズ・ロックがベースとなっているのだがクレズマーや東欧のブラスバンドに通じるような音をやたらと突き放したようなニヒルな視点で演奏していて、繰り広げられる音はクールな割にはノリだけは無茶苦茶よく、アコーディオンや弦楽器の響きに伴う哀愁も同時に感じられる無国籍風のチェンバー・ミュージックであるという点が気に入っているとも供述している。
片桐の供述によれば、音合わせ風のサウンド・コラージュ的なインタールードの「Simian Fanfare」から始まり、変拍子を織り込んだクレズマー風の「Night It Rained Glass On Onion Street」、アラビックなメロディーが耳に残る「Bible Lite」、単音のピアノに弦楽器の不協和音をミックスさせた前衛的な「Walking Sticks」、タイトル通りにインド風のリフを奏でるストリングと盆踊り風のリズムといった謎の組み合わせが施された「Punjabi / Watery Grave」、各種楽器がメロディーらしきものを抜きにしてただ鳴らされる、まさにタイトルに相応しくアコースティック・サイケな「Morphine Drip」、電子音を駆使しただけの小品「Bonaparte Crossing The Blood-Brain Barrier」、Alec.KとMargie Wienkの男女のデュオ・ヴォーカルが退廃的な「Smoking Shoes」、東欧風のメロのアコーディオンが脱力的哀愁を誘う「Slo-mo」、Frank Diffcultの操作するエレクトロニクス音とAlec.Kの口琴が交錯する「Coke Bugs」、これまた不安感を誘うようなインタールード風の「That Which Connects Your Flesh To The Floor」、またもやひしゃげたリズムを従えて、ただ楽器が鳴らされるだけの「Portuguese Man O' War」、エフェクト処理されたアコーディオンの音色が効果的に響く「Quiet Room」、ブルガリア近辺の音をNW的に解釈したような楽しい「Bulgarian Skin Mechanic」、変則越境ジャズ的な「Somnambulance」まで一筋縄ではいかないような音が連続しているとのことである。極めて直感的な音でもあるので好き嫌いがはっきりとわかれる音であろうとも彼は供述している。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/6815593/a/Quiet+Room.htm

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