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不条理音盤委員会 389 Ultramarine 「Every Man And Woman Is A Star」(加筆・修正有り)
- 2006/07/18(Tue) -
frontultiramarine.jpg

80年代後半にSweatboxからノイズ/インダストリアル系の作品を発表していたA Primary IndustryのメンバーだったIan CooperとPaul HammondのユニットUltramarineの1992年の2ndアルバム「Every Man And Woman Is A Star」です。アンビエント・テクノとアコースティック・ミュージックの融合という面ではChina Crisisに共通するのですが、Ultramarineが目指したものは一応ダンス・ミュージックのようです。というもののかなりゆったりしたテンポの曲が多く、ダンスフロア向けとは言いがたいとも思いますが、ちょっとくすんだようなシンセとサンプリングをメインとしたオーガニックなテクノ作品として聴くことも十分可能だと思います。翳りのある雰囲気漂う「Discovery」から始まり、Kevin Ayersの曲をサンプリングしたほのぼのとした「Weird Gear」、ピアノと電子音が交錯するダウンテンポ風の「Pansy」、トロピカルな雰囲気が漂う「Honey」、アコ・ギとヴォイス・コラージュを効果的に配置した「Stella」、アシッド・ハウスを意識したような「British Summertime」、フルートをフューチャーしたアシッド・ジャズ風の「Saratoga」、レゲエ~ダブ風の音処理が楽しい「Geezer」、やはりちょっとダークネスな感じのレゲエ風の音にフルートやハーモニカの音がかぶる「Nova Scotia」、ボサノヴァ~サンバといったラテン風のリズムを借用した軽快な「Panther」、チープなテクノ風ハウス・ナンバー「Lights In My Brain」、当時のクラブ・シーンに色目を使ったようなダンス・ナンバーの「Gravity」、波の音?とストリング・シンセのオーケストレーションが組み合わされたノン・リズムのアンビエント・ナンバー「Canoe Trip」、前曲からのメドレーでWilliam Orbitにも通じるコラージュ・センスを感じる「Skyclad」まで、メロディーやリズムの全てがいたってシンプルに感じられる曲が続いています。このアルバムがRough Tradeから出たことが理解るような気がします。

goglemanさんからコメントをいただいたところ、片桐の文章で一部内容に不適切あるいは誤解を招く表現がありました。
>>「Kevin Ayersの曲をサンプリングしたほのぼのとした『Weird Gear』」
→→「Kevin Ayersの曲の歌詞を引用し、Echo & The Bunnymenの「TheCutter」からのサンプリングと組み合わせた『Weird Gear』」という記述に訂正させていただきます。


試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/60240/summary.html

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