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不条理音盤委員会 387 China Crisis 「Flaunt The Imperfection」
- 2006/07/16(Sun) -
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リバプール出身のChina Crisisが1985年に発表した3rdアルバム「Flaunt The Imperfection」です。「未完成」という邦題で国内盤でも出ていました。前作「Working with Fire and Steel」で聴かれたようなアコースティックとエレクトロニクスのソフトな融合という根本的なスタンスはさほど変化はないのですが、プロデューサーにWalter Beckerを迎えたこのアルバムではホーン・セクションを導入したり、リズム・セクションにかなり柔軟性を持たせたりと、どうしてもSttely Danを連想してしまうような部分も感じられるのですが、彼ららしい浮遊感のあふれるメロディー・ラインとほんのりとした温もりを感じるシンセの音色が生み出す水彩画のようなサウンドは全く変わっていません。口笛のようなシンセが流れる中を軽やかに駆け抜けるような疾走感を感じる「The Highest High」、レゲエを意識したようなアレンジに切ない歌メロとサックスのブロウがかぶる「Strength of Charcter」、もろSteely DanっぽいAORサウンドの「You Did Cut Me」、打って変わって彼ららしいエスノな音をふんだんに使った 「Black Man Ray」、彼らの作品にしては珍しくギター・ソロ(Tim Renwick? Eddie?)をフューチャーしたフュージョン風にも感じられる「Wall of God」, やはり西海岸風の小刻みなギターのカッティングが小気味良い「Gift of Freedom」、アコースティック感覚のテクノ・ポップ風の 「King in A Catholic Style」、やはり彼らとしては初の試みとなるファンク・リズムを導入した「Bigger the Punch I'm Feeling」、何故かNHKのスポットで使われていたシンセ・ストリングが美しい「The World Spins I'm Part of It」、彼らのアルバムの中に必ず入っている切なさ系の名曲「Blue Sea」まで瑞々しい音と柔らかな歌声が次々と流れてくるアルバムに仕上がっています。彼ら自身の方向性の模索として、よりアコースティックな面を重視したロック・サウンドを目指したのでしょうがその試みは成功したとも言えないような気がします。特にドラムの音がちょっとバタバタしすぎているような点が惜しまれます。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/gp/product/B000007TYV/104-4932302-2742322?v=glance&n=5174

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