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不条理音盤委員会 381 Khan 「Space Shanty」
- 2007/06/09(Sat) -
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hello nicoさんがプログレ・バトンで「最終的には気にいってもらいたい」バンドとして名前を挙げていたSteve Hillage率いるKhan名義での1972年のアルバムです。人脈・音楽性の共に交錯しているカンタベリー勢の中でも、このアルバムはTHE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN のリズム・セクションであるEric Peacheyと Nick Greenwood、それに盟友のDave Stewartを迎えてジャズとロックの中間を歩むような展開と変拍子が炸裂するテクニカルなアンサンブルが楽しめる隠れた名作ともいえる作品だと思います。ブルージーなプレイをメインとしながらもアシッドでドリーミーなオルガンが挿入されたり、さりげない変拍子でのアクセントをつけたりといったいかにもDave Stewartらしいコミカルさが散りばめられた中を、Steve Hillageがサイケデリックな表情さえもうかがえるギターを奏でる 「Space Shanty(Including The Cobalt Sequence And March Of The Sine Squadrons)」、ジャジーなタッチながら重ねられたギターの音色やエレ・ピ、終盤部のエフェクト加減が妙にロマンティックな印象をおぼえる「Strabded/Effervescent Psychonovelty No.5」、まさに初期ブリティッシュ・ロックの猥雑さを証明したかのごとく、ソウルフルなヴォーカルとR&Bタッチのファンキー&リズミカルなアンサンブルが一転して、ジャズ・タッチのインタープレイと交錯する気品を感じるような雰囲気が漂う「Mixed Up Man Of The Mountains」、ブルース感覚満載のHillageのギターと大仰にも思える空間的な音使いを重視したDaveのオルガン・ワークが所狭しと駆け回るスリリングなグルーブ感あふれる「Driving To Amsterdam」、オルガンとマリンバ?、それにギターによる変拍子的なイントロをそのまま複雑に絡ませながら継承・展開させた超ポップ・ソングの 「Stargazers」、オルガンの伴奏で歌い上げるHillageとそれを支える繊細でリリカルな演奏がドリーミー・サイケにも通じる高揚感を演出していく 「Hollow Stone/Escape Of The Space Pirates」まで、スペース・サイケデリック・プログレッシヴとも呼ぶべき摩訶不思議な世界が展開されているという印象があります。ここで聴かれるようなねじれたポップ感覚がカンタベリー系に共通するのは言うまでもありません。
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