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不条理音盤委員会 375 La Düsseldorf 「Viva!」
- 2006/07/02(Sun) -
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現在も多くのアーティストに影響を与えるNEU!のKlaus Dingerが弟のThomas Dinger、Hans Lampeと結成したLa Düsseldorfの1978年発表の2ndアルバムです。テクノであり、ロックであり、パンクでもあるという意味でクラウト・ロックの名盤と呼ぶべき作品で、ポップとアグレッシヴさが危ういバランスで共存している中を人力によるミニマリズムと多彩なエレクトロニクスがスパイラル状に反復しながら無限の音響空間を創出していく様は最早快感を超越したトランス感覚に通じるものがあります。ひたすら能天気に「Viva!」を連呼する背後でギターが縦横無尽に駆け回る「Viva」、アップ・テンポなテクノ・パンク風の「White Overall」、賛美歌のようなイントロから、名曲「Cha Cha 2000」につながる伏線的なテーマがシンセによって奏でられ、明るくポップな曲調とリリカルなメロディーが徐々に登りつめていく有様は、あたかもエクスタシーに引きずり込まれていくような錯覚がある「Rheinita」、鳥のさえずりをコラージュしただけのお遊び的な「Fogel」 、美しいメロディーと調子外れのヴォーカルが同居する「Geld」、あくまでも狂気を隠しながら密かにニヤニヤと笑い続ける不気味さを内包した明るさを全面的に表明した名曲中の名曲「Cha Cha 2000」まで、巧みに練られたシンセ・オーケストレーションや独特のアパッチ・ビートが交錯する中で、実は白昼夢にも似たドリーミーな人工的な音世界が繰り広げられる作品になっています。 エレクトロニクスを駆使しているようで実はホームメイド感覚にあふれた作品ではないかという印象もあります。


めくるめく電子音の羅列の中で、君は何を考えているのだろうか?僕は沈黙のまま
君からの一言を待ち続ける。君が君であるという証明と、僕が僕でしかないという意味を美しく共振させるためだけに、ひたすら君からの言葉を待ち続ける。


試聴音源はこちらから
http://www.amazon.de/gp/product/B000025V2V/303-3545840-6804229?v=glance&n=290380

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