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不条理音盤委員会 362 Maggie Reilly 「Echoes」
- 2006/05/12(Fri) -
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Mike Oldfieldの「Five Miles Out」「Moonlight Shadow」「Family Man」といった名曲でヴォーカルをとっていたことで、プログレ方面の女性ヴォーカリストとしても知られるMaggie Reillyの92年リリースの1stソロアルバムです。70年代中期に活動していたファンク系バンドのCado Belle時代からその実力は注目されていたのですが、彼女の根底にはやはり生まれ育ったスコティッシュの音楽が根づいているようで、Mike Oldfieldの作品時代同様にこのアルバムでもケルト風味をベースにした透明感あふれる洗練されたキャッチーなポップスを、美しいとしか言いようがない声で歌っています。野太いギターに導かれた直後に流れてくるMaggieの歌声でもうKOすること必定の絶品極上ナンバーの「Everytime We Touch」、中盤で幽玄なシンセも入るフォーク・ロック・タッチの「Tears in the Rain」、やはりアコースティック・タッチながら、西海岸風のコーラス・ワークも聴かれる「Echoes」、ちょっとラジカルなセンスを組み合わせた「You'll Never Lose」、スコティッシュのジグを意識したような清冽な感覚の「Gaia」、ポップな歌メロが彼女の声にぴったりな「Real World」、切ない歌メロを感情を抑制したように静かに歌う(ドラムがちょっとうるさい・・・・)「I'm Sorry」、Cado Belle時代の同僚も参加したクールネスなファンク・ナンバー(フラメンコ風ギターもフューチャーされています)の「Wait」、アンビエントな音の中にエコロジカルなメッセージを込めた「What About Tomorrows Children」、スカ風の軽やかなタッチが楽しげな「Only a Fool」、インディ・ダンスの音もとりあえずやってみました!という雰囲気の中でMaggieが気持ち良さそうに歌う「I Know That I Need You」、冒頭の曲のロング・ヴァージョンでアシッド・ハウス風にリミックスした「Everytime We Touch」とサウンド的にはバラエティに富んでいるのですが、Maggie Reillyの澄んだ声が流れてくるとそういった音楽的な要素を抜きにしてひたすらナチュラル・ハイに導かれていってしまいます。ただ曲がやや一本調子なのと、プロデューサーのStefan Zauner(この人元Amon Duul Ⅱです)の趣味性のためかやたらと大仰な音使いで、時々彼女の声を邪魔しているといった点がちょっと惜しまれる点でもあります。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/133273/summary.html

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