2017 09 ≪  10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 11
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
不条理音盤委員会 351 The Jazz Butcher
- 2006/04/21(Fri) -
41QGDPT8JAL__SL500_AA240_.jpg

ギター・ポップという通常の枠では収まりきれない才能とDavid JやらKevin Haskins、Rolo McGinty、Alice Thompson、それにMax Eiderという才人を引き連れても、Pat Fishという人の本来のボヘミアン的な性格は一向に治癒する気配はなく、相変わらずB級センスに満ちたスカスカのギター・サウンドとフニャフニャで半分ふざけているようのではないか?と錯覚するような歌声のアルバムを作り続けているわけですが、この「Distressed Gentlefolk」はそんなPat Fish = Jazz Butcherの“Jazz Butcher Conspiracy”名義での1stアルバム(通算4枚目)です。個人的にはどんなに音の趣向を凝らそうともPatの独特の声だけで十分満足出来るのではありますが、このアルバムでもシンプルながら様々なスタイルのギター・ワーク(勿論半分はMax Eiderの手腕によるものですが・・・)を背景に脱力感あふれる歌声を聴かせてくれています。ほのぼのとしたC&W調の「Falling in Love」、ストレートでちょっとノイジーなR&Rナンバーの「Big Bad Thing」、ミディアム・テンポのフォーク・ロック風の「Still in The Kitchen」、清涼感たっぷりのギター・ポップ(どこがハンガリーなのか不明・・・笑)の「Hungarian love Song」、ジャズ風のサウンドが限りなくインチキくさい「The New World」、スイングを気取った小粋な「Who Loves You Now?」、エスノっぽい雰囲気を漂わせた「Domestic Animal」、マカロニ・ウェスタン的なサウンドにサイケデリック感覚をまぶした「Buffalo Shame」(超有名曲「Spirit In The Sky」の換骨奪胎という話もありますが・・・・)、ネオ・アコという言葉がぴったりの「Nothing Special」、初期のFeltにも似たネオ・サイケ風の「Angels」まで、Pat Fishがとぼけながらも楽しんでやっている姿が目に浮かぶようです。このアルバムを最後にMax Eiderは一時Jazz Butcherを離れてソロ活動を行うわけですが、そういった意味でこのアルバムとMaxの1stソロアルバムは兄弟のような関係にある一方で、PatとMaxがどういったところで袂を分かつようになったのかうかがえるのが理解る作品でもあります。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/8405/summary.html
スポンサーサイト
この記事のURL | Guitar Pop | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<不条理音盤委員会 352 Cassandra Complex | メイン | 不条理音盤委員会 350 Lilac Time 「Paradise Circus>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://mao4735.blog85.fc2.com/tb.php/1130-acd65b2a
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。