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不条理音盤委員会 335 Kevin Ayres 「Yes We Have No Mananas」
- 2006/04/02(Sun) -
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生来のボヘミアンKevin Ayersが1976年に発表した7枚目のアルバムです。彼の作品に共通しているのは甘さと渋さがミックスされた低音の声とリラックスした演奏によってポップ・エッセンスあふれるメロディーラインが次々と紡ぎだされていくというものなのですが、この作品でもそういった路線はそのままに相棒と化したOllie Halsallと共にシンプルながらもトロピカル感覚にあふれた楽しい内容になっています。3連のリズムの極楽サウンドの中でKevinとHallieが共にリード・ギター・ソロの応酬を楽しんでいる「Star」、スカっぽい音にトロピカルっぽいギターが絡み、ご存知「バナナ、バナナ~」のコーラスも入ったとぼけたポップ・ソングの「Mr Cool」、B.J.Coleのスティール・ギターも加わったほのぼのとした「The Owl」、ちょっと翳りのあるメロディー・ラインが印象的なシンプルなR&Rナンバーの「Love's Gonna Turn You Around」、マレーネ・ディトーリッヒ主演の「嘆きの天使」の挿入曲をストリングを導入した気だるいボサノバにアレンジした「Falling In Love Again」(これまたB.J.Coleのスティール・ギターが夢心地に誘ってくれます)、Hallieの鋭角的なギターと「Help Me!」を連呼するお気楽なナンバーの「Help Me」、ジャズっぽいピアノをフューチャーした前半部から一転してカントリーになってしまう摩訶不思議な「Ballad of Mr. Snake」、3本のギターが交錯するレゲエ風の「Everyone Knows The Song」、優しく哀しげなピアノだけを背景に切々と歌いあげるKevinにしては珍しい曲調の「Yes I Do」、David Bedfordがコーラスをアレンジし、Hallieのソロ・ギターもハモンド・オルガンも最後まで泣きまくる稀代の名曲「 Blue」まで非の打ち所がないとしか言えない絶妙のソング・ライティングに裏打ちされた極上のポップ・ワールドが展開されていきます。個人的には一家に一枚級のアルバムだと思います。
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