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不条理音盤委員会 329 Bad Dream Fancy Dress 「Choirboys Gas」
- 2006/03/22(Wed) -
CHOIRBOYS.jpg

先日mattsmoodさんのBlog「mattsmoodの日記」でelレーベルのコンピ盤が紹介されていました。Mike AlwaysがCherry Redから独立して創業したこのレーベルは、とにかくどこまでフェイクなのかわからないほどのマニアックな古今東西のポップスの引用で音を組み立てるアーティストばかりで、その奇妙にライトなお洒落感覚はポップ好きの心をくすぐったものです。そのコンピにも収録されていたBad Dream Fancy DressはCallyとKatzという女の子二人のユニットなのですが、King of LuxembourgことSimon Turnerが全面的にプロデュースに参加していて(というか彼のユニットのようなものなのでしょうが。。。)、1988年に発表された唯一のこのアルバムでも彼の趣味性丸出しの嗜虐性あふれるサウンド・メイクと徹底的にパロディ化されたガール・ポップスの真髄を見出すことができます。タイトルからも容易に想像できるようにモータウン風のリズムを使った「The Supremes」、脱力レゲエ・サウンドの「Lemon Tarts」、スカスカのギターが逆に新鮮に響く「Choirboys Gas」、ミニマル・トイ・ポップの雰囲気が漂う「Where Have All The Schoolboys Gone」、コミカルなヴォイス・パフォーマンス風の「Foreign Muck」、チープというにも程があるディスコティック・ナンバーのパスティッシュと思われる「Discotheque」、パンク+サイケデリックな「Kick In The Teeth」、XTCがMonkeysを演奏しているような「Dali's Diet」、映画音楽を意識したであろうアンビエント感いっぱいの「Leigh-on-Sea」、イベント物でのキラー・チューンの一つで、ひたすらカレーに対する愛着を歌う「Curry Crazy」、初期Talking Headsのようなギターにエスノ風味を添加した「Colour Problem」、ギターがかき鳴らされる「Rave-Up」、Simon Turnerを褒めちぎる自虐的な「Up The King Of Luxembourg」、スカ・ビートを引用したパーティ・ソング「Flair」、割と本格的なUKレゲエに挑んだ「You Wind Me Up」まで聴いていて思わずクラクラとくるような素っ頓狂なヴォーカルやスカスカの音にはちょっとたじろいでしまうのですが、時々聴きたくなってしまうような変な魅力があるアルバムという印象もあります。CallyとKatzの歌ははっきり言って下手なのですが、元劇団員という経歴もあっていろいろと声色を変えて歌っているという面白さもあります。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/413414/summary.html

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