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不条理音盤委員会 326 Eggman 「First Fruits」
- 2006/03/19(Sun) -
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先日パイクマンさんの「Antenna Blog」のEdward Ball関連で名前が出たThe Boo RadleysのヴォーカルSiceのソロ・プロジェクトEggmanの「First Fruits」です。元々ギター・ポップからスタートしながらもアルバム発表毎に様々な音楽的要素を加えていき多様な面を聴かせるようになったThe Boo Radleysなのですが、このアルバムでSiceが目指したのは原点に立ち戻ったかのような甘酸っぱいリバプール・サウンドです。アコースティックなサウンドをメインに気心の知れた友人たちと一気に作り上げたのではないかと思うほどシンプルな音の数々なのですが、優しい感じの歌メロの背後にはオルガンやストリング、マンドリンといった各種楽器が隠し味のように鳴り響いていて、そういった音が要所を締めながら時にはポップに、時にはサイケにといった具合に表情を変えながら、聴く者を不思議なドリーミー感覚あふれる世界へ誘ってくれると思います。パイプオルガンを背景に朗々と歌い上げるような荘厳なアンセム・ナンバーの「Purple Patches」から始まり、 チェロをフューチャーしたトイ・ポップ風の牧歌的な「Tomas」、The Beatlesを思わせる歌メロに思わず顔がほころんでしまう「That's That Then (For Now)」、2本のギターが軽やかにレゲエ+リンガラ風のフレーズを刻み、インディ・ダンス・ビートの緩やかなリズムが心地よい「Not Bad Enough」、ライトなシューゲイザーといった「The Funeral Song」、典型的なリバプール風サウンドの「Replace All Your Lies With Truth」、ストリングを効果的に配した切なさあふれる「Out of My Window」、ピアノ、マンドリン、メロディカ?を使ったブリティッシュ・トラッドにも通じるワルツ風(XTCの某曲にピアノのフレーズが似ていますが。。。)の「Look Up」、Edward Ballのオルガンの響きやポコポコとしたパーカッション、シンプルなギターがどこかほのぼのとした感じをうける「I'll Watch Your Back」、独特のギター・フレーズが耳に残る「First Fruits Fall」まで、飾り気のない歌と演奏からはどこか侘び・寂びというような風情すら感じさせるアルバムではないかという印象があります。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/186340/summary.html
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