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不条理音盤委員会 323 Sagrado Coração Da Terra
- 2006/03/13(Mon) -
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Marcus Viana率いるブラジルのシンフォニック系バンドSagrado Coração Da Terraが1991年に発表した3rdアルバム「Farol Da Liberdade」です。このバンドの特徴はやはりM.Vianaの奏でるクラシカルなヴァイオリンが挙げられるのでしょうが、その超絶的なテクニックに裏づけされたスリリングなフレーズは、あらゆるジャンルを飲み込んだ表情豊かなアンサンブルと融和しためくるめくような幻惑の世界を展開させてくれます。流れてくる音のどれもがパッションのエッセンスを付加されて、時には激しく、時には優しくとエッジの鋭いパフォーマンスを聴かせてくれます。鳥の囀りを模したようなヴァイオリン・ソロ(イタリアのバロックにも通じる響きですね・・)から、キーボード、フルート、ギター、ヴァイオリンが一体となってアイリッシュ・ジグ風のメロディーを全力疾走した後にシアトリカルな男性ヴォーカルと透明感あふれる女性ヴォーカルも加わって更にスケール感と加速度を増す 「Danç Das Fadas」 、ラテン・フレイヴァーを存分にまぶしながらリリカルにそしてメルヘンチックなフレーズが小刻みに展開していき(中間のスパニッシュ・ギターがこれまたハマります)、それを継承しながらM.Vianaのスピーディーなヴァイオリンが宙を舞う「Solidariedade」、ストリングを全面的にフューチャーしたロマンティックなヴォーカル・ナンバー「Amor Selvagem」 、ゆったりとしたクラシカルなメロディーの展開の中にアフロ・サンバ的な雰囲気を挿入させ、混声合唱団も導入されたシンフォニックなアレンジメントの南米版Mandala Bandとも呼べそうな「Pantana」、ファンタジックな「Olívia」(赤ちゃんの声?のSEが入っているのでM.Vianaの子供への子守歌なのかも。。。??)、 エレガンスなピアノとソフトなヴォーカルのイントロから、一転して天を舞う如きヴァイオリンと共にメッセージ性の強い歌詞をポップなメロディーで歌い上げる(ウェストコースト・サウンド風の香りもしますね) 「Farol Da Liberdade」、カリブ海にも通じるようなラテン風のアレンジが楽しいパートと、泣きのギターも含めたクラシカルなパートとの対比が絶妙なバランスの上で成立している「Paio E Trovão」、叙情的な前半部のリリシズムを更に増幅させながらカラフルな色彩の音を積み上げていき、最後はM.Vianaのヴァイオリンが聴く者を天上まで誘うような錯覚すら覚える大作の「The Central Sun Of The Universe」まで、息つく暇もないほど濃密なエッセンスが凝縮されたこの作品はまさに傑作&名作と呼ぶべきものではないかと思うのです。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/20010320/summary.html

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