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不条理音盤委員会 322 The Magic Carpet 「The MAGIC CARPET」
- 2006/03/10(Fri) -
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アシッドやらサイケデリックやら聴いているとだんだんと自分がトリップしていくような錯覚に陥る片桐です(笑)。Clem Alford(Sitar, Tamboura)、、Alisha Sufit (Vocals, Guitars)、Jim Moyes (Guitars)、Keshav Sathe(Tabla, Percussion)の4人からなるThe Magic Carpetの1971年のアルバムです。アナログ盤はかなりのレア盤だったようですが、自身の運営するレーベルからのCD化で今では容易に聴けるようになったのは嬉しいことです。シタールのソロ作品も発表しているClem Alfordのインド趣味とAlishaのくすんだようなヴォーカルをフューチャーしたこの作品はサイケデリックなアシッド・フォークの世界が万華鏡のように展開されていきます。ギターとシタール、それにインド系と思われるKeshavの刻むタブラが交錯する様子は心地よくもあり、リリングでもあり、奇妙な浮遊感を伴った幻覚的な世界に誘ってくれること間違いなしと言えるでしょう。シタールのソロ演奏の背後でタブラがレゲエっぽいリズムを刻んでいるインスト曲の「The magic carpet」、ブリティッシュ・トラッド風のメロディーをインド風に翻訳した「The phoenix」、スライド風のギターとシタールが交錯する「Black cat」、Tambouraによる短いメロディーが何度も転調されて反復する中にシタールが三拍子のメロを重ねていくというかなりミニマル・サイケな「Alans Christmas Card」、ゴスペルっぽい歌メロとトロピカルな感覚もする音色のギターとシタールの組み合わせが印象的な「Harvest Song」、わらべ歌のような歌メロを後半部では更にインプロに発展させて狂乱的に盛り上がっていく「Do you hear the words」、冒頭でドラが鳴り響き、切なくも哀愁漂う歌メロの「Father Time」、スキャットをフューチャーした前半部と京劇のインド版といった感じのインター・プレイが凄まじい後半部の対比が印象的な中国風の「La La」、ギターの響きが美しい「Peace Song」、やはり短いフレーズを繰り返していくミニマル構造の「Take Away kesh」、インド的な色彩をほとんど感じさせないポップなフォーク・ナンバーの「High Street」、ブリティッシュ・トラッド曲からの翻案ではないかと思われるワルツ風の「The Dream」、CD化に際してのボーナス・トラックの20分にも及ぶシタール・ソロを前面にフューチャーした「Raga」まで、かなり濃密でマニアックな世界が展開されていると思います。しかし、歌メロに顕著なのですが彼らの本質は「Father Time」「High Street」で聴かれるようなピュアなフォーク・サウンドだったのではないかとも思います。インド風味を排除して聴くとその純朴なメロディー・ラインに心を打たれるのではないかと感じるのです。
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