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不条理音盤委員会 321 REBEKKA 「Phoenix」
- 2006/03/09(Thu) -
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ドイツのIllusionとかRenaissanceと称されたドイツ出身のREBEKKAが1982年に発表したアルバムです。Marion Weldert(Vocals, Tamboura)、Hubert Schneider (Guitar, Flute, Tablas)、Martin Schneider-Weldert(Saxophone, Variaphone)、Peter Laubmeier (Keyboards)、Joachim Zscheile (Bass, 12-String Guitar)、 Christoph B. ImlerD(rums, Percussion)の5人からなるこのバンドは叙情的なシンフォ・サウンドとアコースティックな楽器の音色を重視したフォーク志向の音が絡み合う独特の世界を構成していて、個人的には「HÖLDERLIN's Traum」「Broselmaschine」といったPilzレーベルの音に近い雰囲気を感じました。テクニカルな面では多少不満が残るのですが、清楚なMarionのヴォーカルとメロディアスなフレーズを重んじるクラシカルなピアノや端正なギターといった押さえどころを忠実に守った手堅いプロダクションであると言うのは否定できません。ピアノに導かれてMarionがハイ・トーンのヴォーカルを聴かせた後で、ギター~キーボードが静/動のCamel風のサウンドを奏でるロマンティックな「Swan song」、ジャズ・フージョン風のピアノとSteve Hackett風のギターが絡み合う展開から、アナログ・シンセのソロを挟んで、ちょっと古めかしい音色のフュージョン・タッチのギター・ソロをフューチャーして、緩やかに登りつめていった後で、突如としてジャズ・ボサノバ風に展開する「Lithphas」、サックスとヴォーカルが柔らかいメロディーを紡ぎ、それを継承するようにギターが主導権を握る中でMarionのシアトリカルなヴォーカルが挿入される「Odyssee」、やはりサックスを前面に打ち出したジャズ・ロック風の展開から、トラッド風の歌メロ~シンセによる静かなシンフォニック・パート~再びMarionのヴォーカル~サックスとギターが歌メロを発展させていくという組曲形式の大作「Phoenix」、ブズーキを模したような12-Stirng Guitarをメインにアイリッシュ・トラッドへの憧憬がうかがわれる透明感あふれる美しいヴォーカル・ナンバーの「Iris (Imaginary Regards of an Irish Sea)」、初期Genesisのようなシンセをメインとしたシンフォニックなパートから、Santanaを連想させる太い音と泣きのギター・ソロ(後ろでピアノが煽ります)と展開する「Floating Dawn」、CD化のボーナス・トラックとして収録されたインド~中国~日本の要素をミックスさせた東洋趣味丸出し謎のナンバー「Lotos」まで、オリジナリティーはあまり感じないのですが目配りの良いアレンジが印象に残る作品です。ジャケット写真やライナー・ノーツを見る限り、彼らはこの時点でかなりのベテランに達していたようで、そのためか全体的にちょっと古くさいセンスが漂うのもまたドイツ的と言うべきなのでしょうか。。。。。

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