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不条理音盤委員会 316 Mel & Kim 「F.L.M」
- 2006/03/03(Fri) -
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ユーロビートの特徴の一つとしてアイドル系の女性が多かったということも挙げられると思います。その全盛期に突如として1986年の「Respactable」でデビューし、全英一位を獲得したMelとKimのAppleby姉妹の唯一のアルバムです。勿論プロデュースはStock, Aitken & Waterman (SAW)で、彼女たちは彼らの秘蔵っ子として将来を期待されていました。しかし、妹のMelは90年に癌で死去。姉のKimはソロへ転身し、いくつかのヒットを飛ばしています。PWLのプロダクションの割には派手な装飾は控え目で、姉妹の息の合ったハーモニーを打ち出しているような気がします。またダンス・ポップ主体とはいえ凝った音作りが感じられるという点も他の彼らが手がけたアーティストとは異なっているという印象があります。二人の楽しげなハーモニーを生かしたラテン風の「FLM」、オケ・ヒットも多用された典型的なユーロ・ビート・ナンバーの「Showing out (get fresh at the weekend) 」、アゲアゲのりの大ヒット曲「Respectable」、エレガントなメロディーをフューチャーした「Feel a whole lot better」、転がるようなマリンバ・シンセと哀愁漂うメロディーが印象的な「I'm the one who really loves you」、PWLにしては珍しくソウルを意識したかのようなミディアム・テンポの「More than words can say」、テクノ・ファンク風(タイトル通りThe Syetemを連想します)の「System」、ユーロ・ビートを強調していない純粋なポップ・ナンバー「From a whisper to a scream」、70年代ディスコ・サウンドを翻訳したような「Who's gonna catch you」、サビのハーモニーを繰り返すリミックスが結構ハマってしまう「Showing out (get fresh at the weekend) Remix」、ビートをこれもかと強調した「Respectable-Extra Beat Version」まで二人の個性を生かした上質なポップ・サウンドに仕上がっているような気がします。時代が生み出した音なのでしょうが、もし二人が更に活動を続けていたら今頃はクラブ・サウンドの人気者になれたような気がすると思うとMelの死は結構惜しまれますね(このユニット、実はMelが主導権握っていました)。

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